大きい方は「20 天の琴」

強い風が吹き荒れても
決して失われず

かえって広がっていくものがあります。

それは「人の徳」です。

風に乗って薫る花のように。
天の琴の調べのように。

小さい方は「1 聖観音」さま。

聖は「清らかな著しい光」
我欲の超越。

心の灯火に照らされて
道はおのずと姿を現します。

2つ合せると

いつからでしょう。

「徳」が「得」に姿を変えたのは。
損得と有徳が混乱しています。

人間には生まれつき
身に備わった良心へのまなざしがあります。

人生はそれを
磨きだしてゆく旅といえるでしょう。

いつも心に
夢と希望と憧れを抱き続けると
自らが光源になります。

外に求めたものを内に見出す。
それは
光明の只中にいることに他なりません。

美しく生きましょうということでしょうか?要領良く、都合よく、表面だけ調子よく生きていても、自分を信じることが出来ず、いつも心が落ち着かずザワザワしていたら幸せとは言えません。「うまく生きる」よりも「良く生きる」を選ぶと、時に大変なこともありますが、信念が潔く清らかであれば天が必ず味方してくれます。心が清々しくすっきりと晴れやかな道を選ぶ。そんな勇気の道を、天の琴は導いてくれますよということでしょうか?