大きい方は「8 花飛天」

自由になろうと生きるのではなく
生きることから自由になる。

思惑を超えて
ただ感じるままに、身を放つ。

そのままがいちばん美しい。

小さい方は「4 千手観音」さま。

ひとりとして見放すことなく
衆生すべてを漏らさず
救済すると誓願を立てられた

慈悲と力の広大さを表しています。

もう大丈夫です。
愛と安らぎに導かれます。

2つ合せると

他人の人生を羨んでも
自分の人生が豊かになることはありません。

受容の反対は欲望です。
欲望によって動かされているうちは

自由の意味を知ることができません。

本当は常にそこにあるものを
「追求」しようと必死なのです。

世界は過ぎゆくもので出来ています。
辛くていいのです。

ほら、新しい風が吹いています。

それぞれに皆んな必ず幸せになるように生まれてきています。千手観音さまは、一人も見放さず救済されると現れていらっしゃいます。手放したくないとギュッと握っている掌を、そっと開いてみれば、新たに掴むこともできるようですよ。本当はとても自由なのに、世間体や常識に囚われて、縛っているのは自分自身なのかもしれません。思い切ってやってみる。枠からはみ出てみる。自分を現してみる。怖いかもしれないけど、やってみたら案外生きやすくなるのかもしれません。サッパリと顔を洗って、気持ち良く窓を開けて、新しい風を通してみましょうか。