大きい方は「21 大日如来、目覚め」
誰かのせいでも何かのせいでもありません。
選んだのはあなたです。
本分を全うしなさい。
本分とは人が尽くすべき
つとめのことを言います。
小さい方は「20 慈愛」
慈とは母のように、
恵み深いこと。
たとえ、誰一人振り向かず
報われることがなくても、
自らをそしてすべてのものを
生かす力。
2つ合せると
諦めずに、粘り腰で
とことん取り組んで下さい。
その先であなたは
人生の大きな意味＝使命にたどり着きます。
乗り越えられないものが
来ることはありません。
ときに失望が押し寄せます。
なにもかも苦痛になり、価値を失い、
景色からは色が抜け落ち、
私の献身に世界が応えてくれない
という嘆き。
あなたが世界ではないのですか？
世界の献身にあなたが応えていない。
そのことに気づいてください。
解って貰えないと思っている時は、相手もそう思っているようです。同じ事柄でも、お互いの「視点のズレ」によって全然噛み合わなくなることもあるようです。そこで自分を解って貰おうと思うよりも、自分が相手を解かろうとしてみる。相手の立場だったら、どう思うかを感じてみると、無理もないと納得出来る時もあります。それでも難しい時は、説得するよりも、暫く距離をおいてみる。無理無理解らせようとするのは、コントロールが入ります。世の中で常識とされていることが、間違っていることもあるし、日本では当たり前のことも、世界的にはおかしいということもあります。何をヨシと思い、何を信じるのかは、千差万別、自分の常識を押し付けることなく、それぞれの立場を尊重しながらそれぞれの出来ることをコツコツと全うしていくことが大切なのかなと思います。