大きい方は「13 慈母観音」さま。

本当に大切なものを
モノの価値と混同しないように。

壊れていくものには、
値がつくかもしれませんが、

壊れないもの(愛、いのち、信頼、友情、平和、、、)に値はつけられません。

小さい方は「15 雨あがる」

道があることを知っているから迷います。
迷い迷い歩いていいのです。

道は出来ます。
雨は上がります。

2つあわせると

捧げるという喜びを。

愛はひそやかなものにして
愛はまた、寡黙である。

愛は忍耐強く
なにも求めない。

何ひとつ
「わたしのもの」でないのだから。

上がらない雨はない。
晴れ渡る日の、前の出来事。

それがわかれば
雨もまた恵みとなり
何ひとつ過不足なく、心は満ち足りています。

本当に大切なものを「モノの価値」と混同しないように。極端にケチな人も極端に浪費家な人も心が満たされていないと言われます。この世で生きていく限り、お金はとても大切ではありますが、それを心の豊かさにすり替えてしまうと、いつまで経っても本当の意味で満たされることは無いように思います。勉強するのは競争に勝つ為、仕事するのはお金を稼ぐ為。自分のすることには当然見返りが在るものと、求め、求められて生きてきましたが、それはもう古くなった「地の時代」の考え方だったのかもしれません。「競争ではなく共創」と言われる「風の時代」。ひとりひとりの違いをお互いが認め合い、リスペクトしあって、競い争い勝ち残るのではなく、それぞれの得意を伸ばし、活かし、お互いに足りないところを補い合い、助け合い、共に創造して、皆んなで豊かになれたらいいなぁと思います。