大きい方は「13 慈母観音」さま。

微笑みと涙は
清らかなことがよく似ています。

哀しみは
やがて「愛」に変わるものだからです。

泣き笑いこそ、慈愛の姿です。

小さい方は「3 宝珠観音」さま。

意のままに願いを叶える
神秘の宝。

ためらいは無用。
恐れずに一歩を踏み出す時です。

2つ合せると

悲しみをしらないうちは
人は人生に問いかけてばかりいます。

悲しみとは
人生のほうがあなたに
問いかけるという経験です。

悲しみの実相にふれて
人ははじめて目を覚ますのかもじれません。

ときが近付きました。
新しい自分に出会う時です。

用意は出来ていますか?
いま、何が必要ですか?
整えるべき準備はなんですか?

哀しみの経験が新しい一歩のキッカケということでしょうか?それを乗り越え、哀しみが愛に変わったときに「意のままに願いを叶える宝珠」が目の前に差し出されると。「ひとつのいのちよりも尊く重いものはない、それはまことであらねばならない」人生良いことばかりはありません。大成功されていらっしゃる方は必ず立ち上がれないほどのどん底を何度も経験されています。真実が解り、見えるのはそんな時。人の本当が見えるのもそんな時です。その時を糧と思えるほど、消化、昇華出来る都度、強さと慈愛に満ちた優しさが備わっていくのかもと思います。トコトンつらい時には、その感情を味わい尽くすこともたいせつかもしれません。無理に元気になろう、こんなことではダメだと自分を責めるのではなく、どっぷり浸りきることで自然と灯りの方向が見えてきます。時満ちたら、さっぱりと顔を洗ってにっこり笑ってご褒美宝珠を受け取りたいものです。