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大きい方は「14 波紋」
小さな笑みは、滴となって
指先からポトリとこぼれました。
滴は、輪を描きながら広がって
ゆるりゆるりと、空に昇っていきました。
天の子どもが水辺に戯れ
虹を作って遊んでいます。
小さい方は「20 慈愛」
慈とは、母のように
恵み深いこと。
例え、誰1人振り向かず
報われることがなくても、
自らをそしてすべてのものを
生かす力。
2つ合わせると
内なる子供があなたを導きます。
童心にかえれば、無心さ=実在だと
再発見出来るでしょう。
時に失望が押し寄せます。
私の献身に世界は応えてくれない?
あなたが世界ではないのですか?
世界の献身にあなたが応えていない。
その事に気付いて下さい。
無邪気な子供と恵み深い母。天真爛漫な子供達に向ける母の眼差しは慈愛に満ちて優しくおおらかです。愛されている実感、どんな自分も受け入れて貰っている安心感、それこそが本領発揮の源。愛は受け継がれ恩送りとなり、いつしか親子は逆転して子供の時にして貰ったことを感謝を込めて親に返す時がきます。そうして天国へと見送り、どこかで又新たないのちが生まれる。「生んでくれて有難う」母としてこんなに幸せな言葉は無いことでしょう。愛する、感謝する、笑顔が溢れる、優しさに満たされる、幸せの原点は「無心の愛」なのだなぁと思います。