大きい方は「28 宝珠観音」さま。

自分を「価値」によって判断しようとすると
染み付いた物質的物差しとなり、

結局は自己否定に陥ってしまいます。

あなたが
いてくれるだけで嬉しい、楽しい。

互いがそういう生き方を目指すときです。

小さい方は「4  千手観音」

ひとりとして見放すことなく
衆生すべて
漏らさず救済すると誓願を立てられた
慈悲と力の大きさを表しています。

一切は仏の手の内に。
もう、大丈夫です。
愛と安らぎに導かれます。

2つ合わせると

残念なことに
価値基準というものが
子供の頃からついてまわりました。

点数です。評価です。
大人になっても続きます。
部長になった、成果をあげた、年収がアップした、それは「良い人間」とは無縁です。

世界は過ぎゆくもの達でできています。
心残りもありますが
明日吹く風に別れを告げる訳では無いのです。

ほら、新しい風が吹いています。

価値基準を手放しなさいというメッセージが続いているように思います。子供のように無邪気になってとか、思惑を放り出しなさいとか、長く染み付いた「評価」という硬い鎧を脱いだ時、本当に自分らしい姿になってのびのびと本領発揮出来るということなのでしょう。自分を縛っているのは誰でもなく自分自身、意識が変われば同じ現実が別世界のように輝きだします。色眼鏡を外し、素直に自分の心を表現してみましょう。やってみたら案外とても自由になれるかもしれません。