ではでは、私が「世界観の基礎」として採用している「宇宙の5原則」のお話です。
1.You exist. (あなたは存在している)
はい、明白な「事実」ですね。
でもちょっと深く解説してみると、
これは、単に人間として生きて存在してるでしょ、ってお話ではありません。
意識としての「実在」のことですね。
存在する「全て」はこのエネルギーが形(周波数)を変えたもので
さまざまな次元を超えて、目に見える世界も見えない世界も含み
人間として生まれる前も死んだ後も、「時間」という概念を越えて
「実在」する純粋意識として、「あなたは存在している」ってことです。
あなたが生まれた時に開いて(=始まって)
あなたが死ぬ時に消えていく(=終わる)
「あなたの世界全て=一人一宇宙」という人生を1本の映画に例えたら
その映画が展開するスクリーンとしての不変の「存在」のことで
あなたの実体は「映画」ではなく「スクリーン」の方ですよ、とも言えます。
そしてこの「スクリーン」である状態において私たちは「ワンネス」であり
この「存在」は永遠で(というか「時間」がない)、決してなくなりません。
そして「存在」の外にはなにもなく、「存在」しかありません。
(=「これしかない」)
でも、そうすると、非二元(ノンデュアリティ)を象徴するかのような
「私はいない」という表現は
なんだか矛盾した表現に聞こえますが、これは、
物理次元に表れる「私感覚」は幻であって
「私」と呼べる固定された実体はどこにもないよ、ってことです。
普段「私」だと思っている対象、例えば
「私」の思考・記憶・感覚…などは
勝手に「いまここ」で湧いては消えていくもので
いつも変化していてとどまらない、天気の変化のようなもの
空に浮かび風に流され消えていく雲や、
海の波のような「動き」であって
それは「私」じゃないんだよ、て感じでしょうか。
そして、意識が「実在」の方にシフトしている人は
「私はいない」というより「すべてが私」という表現の方がしっくりきて
世界が自分の中で自動的に展開しているような感覚があるんじゃないかな?
ただ体験だけがあって「私感覚」がどこにもない、とか
移り変わる思考や感情や感覚にただ気づいている
動かない静かで明晰な意識が拡がってるだけ、
…みたいな感じなんじゃないかと思います。
(瞑想やマインドフルネスでそういう感覚を
感じる方も多くなっているんじゃないかと思います。)
というわけで、
私たちの本体は、「分離した個別の私」(=幻想)じゃなくて、
不変の「実在」の方だよ という意味で
You exist. (あなたは存在している)、なのです。
(…というのが私みりいの理解&解説でしたー)