ダンスセラピー受講の続き。

講師は原きょうこ先生でした。
身体は小柄ですが、エネルギーのある大地のような先生

そんな先生から出された講座最後のワークは「樹になるワーク」。

木が成長して伸びていく。
大きな木、小さな木、好きな木・・・なんでもいいから
そのになった・・・いや違う、そのになったつもりで
身体を動かしてみましょう、と。

どんな木がいいかな?と考える間もなく、
私の頭のなかには先週行った宮城の砂浜に残された
松林の生き残りたちが、浮かんできました。

「イヤイヤ、無理だってそれ!ヾノ・∀・`)
 ヘビーすぎるから!」

「は、ほらあれ、いいじゃん、近くの公園にある三角の可愛い樹!」

と別の木をイメージしようと思いますが、カットインするように
また宮城の松林が割り込んでくる( ̄_ ̄ i)。

「く・・・クスノキとかどう?よく神社にあるあれ!(σ;゜∀゜)σ」

と、思うまもなく、またもや松の木がカットイン┐( ̄ヘ ̄)┌。

先週見たばかりの木だから印象深いのも仕方ないけど、
この講座で消化する必要があるのかもしれないと思い、
しぶしぶ?自分のイメージを受け入れました。

そしたら私、松の木になっちゃったんですよ。
(以下、こんな話をアヤシイと思う方は、夢物語だと思って読んでください)

松の木は海風に吹かれながら立っていました。
ある時は海岸で遊ぶ子どもたちを眺め、
ある時は潮風や北風にさらされ、それでも"ただそこに存在"していました。

その樹皮は成長するにつれて固く強くなり、
枝は伸び、若き青年になった頃、津波がきます。

その衝撃はあまりに激しくて、木はその時のことを覚えていません。
ただ、足元の根は隣の木の根、そのまた隣の木の根と
深く絡みあい、自分の根だけではとても立っていられなかったけど、
多くの助けがあって、なんとか土に居残ることが出来ました。
それに気づいた時は、かなりの時間が経っていました。

大きく傷ついたけれども、
悲しみもなく、憂いもなく、
海を憎いとも怖いとも思わず、
数日をかけて大きなため息をついたあと、
木はまた"生きる"ことを始めました。

どのくらいの月日が経ったのか。

絶え間なく注がれていたであろう、太陽のめぐみに気づくことができました。
空の見守りも感じられたし、大地の励ましもありました。
そして何より、人間の復興への想いと希望のエネルギーが
内陸から強く強く、として伝わってきました。
それは何よりも、木を勇気づけました。

木は今も、ただただ全てを受け入れ、
そこに在り続け、
生きていく(成長していく)ことだけをしています。

というイメージでした。ダンスセラピーなので動いたり
踊ったりしたようですが、そんなのよく覚えていません。
ただ、大きなため息をついて祈っている時に、
原きょん先生が私の様子に気づいて、頭を撫でてくれました。
それが嬉しくて、「たぶん今、宮城の木が癒されて
いるのでは・・・?」と思いました。

あとで知ったことですが、原きょん先生も被災地を尋ね、
現場のありようを見た方でした。
先生とグループのみんなとの このワークで
先週の宮城・福島の旅を私の中に内包させてもらった気がします。

このワークで起こったことは人それぞれだけれど、
グループで行うことは多かれ少なかれ、場のエネルギーを利用しています。
私にとってはこれは強烈なエネルギーワークでした。

ファンタジーでありながらもリアルな、不思議な体験でした。
人によって起こることは違うし、他にもいろいろな形の
ワークがあります。

ダンスセラピー・・・恐るべし(笑)。

追伸:
「千鳥足ウォーク」や「ヨシヨシ・ナデナデタイム」や
愛の波動攻撃?や重なり合うワーク等々、
身体を感じる時間が取れて、興味深かったです!


↑松の木ではありませんが、宇美神宮で撮った写真。
 透け感 が好き。