無彩色(黒・白・グレー)の勉強をしていたら、
ピカソの「ゲルニカ」の絵のことが出てきた。
「ゲルニカ」はナチス軍がスペインの小さな町ゲルニカを爆撃し、
2000人が殺された虐殺をピカソが絵にしたもの。
あえて無彩色にしたのは戦争の虚しさを表したかったのか、
見る側の想像力を駆きたてたかったのか?
どちらにしてもピカソは戦争や虐殺の虚しさや非道さを
伝えたかったに違いない。
このゲルニカを使って、2004年に大きなメッセージボードを作って
仲間とピースアクションを起こしたことを思い出した。
イラク戦争や自衛隊派兵に反対して起こした市民運動だった。
実はコレ、かなり大きいものです。作成段階の作業中の様子↓
(元となる絵を描くのが大変でした!壁一面に紙を貼り、OHPで原画を投射し、
輪郭をなぞっていくという面倒な作業
)
なにがスゴイってこの絵、多くの市民が書いてくれた
平和へのメッセージで出来ています。
この時、ゲルニカだけではなく「HIROSHIMA」と「NAGASAKI」の
ピースボードも作ったが、ここでは割愛します。
メッセージのなかでは、
「NO MORE HIROSHIMA」「NO MORE NAGASAKI」
「ウランは命を奪う」「命が宝」等々が書かれていたりする。
この市民の平和への想いが報われず、今もこの言葉が生きるような状況を、
思わず憂いてしまう。
アートには、メッセージを伝えるチカラがある。
だからこそ、戦争による迫害が始まると、芸術をはじめとした
文化全般はいちばんに淘汰される。
私はアーティストではなくセラピストだけど、
「心の平和」のためにアートを学び、
メッセージも発信していきたい。

