カエルをいきなり熱湯につけると飛び上がって逃げるが、
水にいれてだんだん熱くしていくと、なかなか気づかないという
たとえ話がある。

また韓国テグ市で2003年、地下鉄内で火災が発生したが、
煙が充満するなか、誰も逃げようとせずに黙って座って
いる写真が有名になった。

どちらも「正常性バイアス」といい、
異常な事態になっても心が平静に保とうとする働きらしい。
いわばパニックに陥らないように心がブレーキをかけ
「まさかそんなことが起こるはずが」と思い込んでしまうのだろう。

…なんか今って、そんな状態?

メルトスルーのあと、どうなったんだろうという
モヤモヤ感が心のなかにある。
なぜ政府も東電もなんの発表もないのだろう?

が、民放で以下のような放送があっていた。
恐ろしい話ではあるが、あぁそうなんだろうな…と
妙に腑に落ちた。



原発推進派が多い科学者の中、原発の研究を続けながら
反原発の立場を取って意志を貫いてきた小出裕章先生
いま先生の危惧していたことが現実となり、
私たちは、私たちが知らない時代へ入ろうとしている気がする。
(どうなっていくのか、予測がつかないという意味で)

正常性バイアスは心のバランスを取るときには必要な
こともあるが、未来のために現実を見極め用心をする必要がある。