テレビで「無痛無感症」という難病の少女の話があっていた。
この少女は遺伝子の異常で、生まれた時から
「痛み」「熱さ」「冷たさ」を感じることができないという。
「痛み」なんてイヤなものだから
なくていいじゃん、なんて単純な話ではない。
痛みという感覚自体が分からないから、
赤ちゃんの時は自分の歯を抜いてしまったり、
面白がってフォークで腕を突き刺したり、
目が真っ赤になるまでこすったりしてしまう。
少し大きくなると、骨折していても走り回るし、
こける時に、体をかばう「手をつく」ということも出来ない。
砂が目に入っても痛くないから炎症を起こすし、
もし病気で内臓に痛みが生じても、分からないのだ。
(お母さんの苦労はいかばかりか…と思う)
これを見て、「痛みって大事だ~!」と
改めて思った。
痛みは人の体をかばうためにあるんだ。
ないと命が守れない。
痛みも痒みも、様々な感覚も
すべて体を守るための、物言わぬメッセージなんだ。
この少女の病気って、そんな真理を教えてくれるために
あるんだろうな。
彼女の病気が治る日がくるといいなと思うけど、
今はなんだか、教えてくれて有難うっていいたいな。
そして自分の体にも。
今日一日、健康に動いてくれてありがとう。
(健康という状態も、体からのメッセージです)