お盆休みの間、リハビリ入院している81歳の母を

自宅へつれて帰ってきていました。


そしてまた病院に戻らないといけない日、

たまにはお昼に外食してから病院に戻ろう、と母に言いました。

私の娘2人も一緒です。


だがしかーし。


実は母は数年前から尿漏れがあって、

今は紙おむつを使用しています。

糖尿病のせいか、薬のせいか、においがキツイです。

とくにこの暑い季節は…。


母本人はまったく鼻が臭わない人なので、

自分のことは気づきません。


だから仕方ないと思うのですが、やはり一緒に住む以上、

キツイときにはやんわりと「着替えようか」と促していました。


今日は、さぁそろそろ出かけようかと玄関で靴を履くところで、

「あ…やっぱ臭う…」


なにげに「ズボン、着替えた?」と聞いたら、にらみつけられながら

「着替えた!」と言われました。


着替えたと言われれば何も言えなくなりましたが、

外食に行くわけですし、このまま行けそうにはありません。


「ん~…、でもちょっと着替えていこうか」


と言うと…


母がキレました!!


すばやい動きで部屋に戻り(足、丈夫やん!)、持っていた手提げを投げ、

「死ねばいいとよっ!!!」と半泣きでした。


臭いと言われるのは誰だってイヤでしょうから

なるべくやんわりと言っているつもりですが、本人にとっては

どういう言われ方をしていても同じようです。


結局、着替えをしながら

「他人はね、臭いとは注意してくれないからね、

こうしてキレイに着替えていけばどこでも行けるやろ?

トシ取ったらね、誰でもあることかもしれんけど

キレイにしとったらね、何の心配もいらん。ね?」

と、我ながら穏やかに対応ができました。


そのあとはまるで何事もなかったかのように車に乗り込み、

娘に手をつないでもらってレストランに入り、

食事をしていました。


私はいま、母がキライだとか、過去に何があったとか、

誉められてもいないとか、許すとか愛するとか、

そんなことはもぅ、どうでもいいと思っています。


ただ今は、毎日を少しでも穏やかに過ごして欲しいと

祈るのみです。