母一人娘一人の生活から脱したのは

私の結婚でした。


若い時から母とは仲が悪かったので、

逃げるように夫と暮らしはじめ、結婚しました。


結婚してしばらくして、朝おきた瞬間に気づきました。


あれ?ナンデ私、

こんなに歯をくいしばって寝てるんだろ?


「くちを開けて寝ちゃって~」なんてよく言いますが、

私はくちを開けて寝ることが出来ませんでした。

上の歯と下の歯をぎっちりを噛み合わせ

ギュっとくちに力をいれたまま、寝るのが癖だったのです。


  やーね、こんなに歯を食いしばったら

  歯が悪くなっちゃう~べーっだ!


と、その時は何も感じませんでした。


でもこれ、今考えると幼児決断の身体的症状だったんですね。


細かいことはこれから少しずつこのブログで書いて

いきますが、私は幼い頃に

母に対して何も言うまい、我慢をしようと決めたようです。


父が死んで寂しいとか悲しいとか、

そんな事を言って母を悲しませるまい。


そう決めたようです。


それは感情さえも封印するということでした。


交流分析で自由に感情を出す機能は、FC(Free Child) です。

Cを除外してしまうと、記憶が残りません。

なぜなら記憶と感情は密接なつながりがあからです。

私が幼い頃のことを記憶してないのは、

このことが大きな理由なのだと思います。


記憶と感情がどうつながっているかと言えば、

昨日の夕飯が思い出せなくても、好きな人と一緒に食べた

夕食のメニューは覚えていませんか?


何度もこなしたいつものルーチンワークよりも、

初めての○○(←下ネタでなく)については覚えていませんか?


初めて買った音楽アルバムや、

初めて見た海、楽しみにしていた遠足や修学旅行、

家族との喧嘩、宝物を壊したり、失くしたり…etc。


感情のエネルギーが大きければ大きいほど、

その時のイメージとその感情が

セットになって記憶されているのではないでしょうか?


感情」は扁桃体を働かせるのに役立ちます。

扁桃体は、記憶の中枢となる脳の海馬の

LTP(脳のメモリー素子)を促進させる、と

脳科学者の池谷裕二さの本にも書いてありました。


だから興味という感情を使えば、脳は勝手に覚えてくれるのだそうです。

さぁ、これであなたも東大に!

(…って、そんなブログだったっけ?)


何はともあれ、歯を食いしばって寝る癖に気づいてからは

それを止めることにしました。

歯茎が弱って歯周病にならなくてよかったです。

(…って、そんなブログでもない)


気づけば、悪い癖は止められるんですね。


重ねて偉大なことに気づいたのは、

歯を食いしばって寝ていることに気づいた当時、

私は全くそれが重要なこととは思っていませんでした。


でも、私の記憶は不思議なことにそのことを覚えていた


そしてその事は、

のちに心の糸をほどくひとつの手がかりとなったんです。


いつも答えを導く点は心の中に残っていて、

求めれば、それは線になっていく。


そして心の糸はほどけていく。


少しずつ、ね。




最後まで読んでくださってありがとう。