最近「自由」とか「幸せ」についての話やブログを目にします。
んでふと昔の事なんかを思い出しました....
あれはまだ22、3才くらいだった頃。
いつものように駅から店までの道をボ~ッと歩いていました。
「寝み~... 体ダルイなぁ....」 なんて歩いていたんです。
美容室って営業時間だけで10時間。 その1時間前には出勤して
朝の掃除。 営業終了後にはレッスンorミーテイングで、拘束時間は
平均約14時間ほど。
朝練とかやる日はさらにプラス....
なので、たま~に朝ツラくなる日もあったんですよね。
その日がまさにそうでした。(いやいや、たまたまですよ!)
「うぇ~。これで自由になれるのは夜の11時過ぎかよ~。 ブルーや...」
なんてマイナスな事考えてました。(すんません)
信号待ちをしていたその時、目の前を1台の護送車が通り過ぎて行きました。
曇りガラス越しに何人かのシルエットがかすかに見えます。
その一人一人は皆一様にうなだれ、失望の底にいるように見えました。
もちろん、あの車に乗らざるを得ない理由があったのでしょう。
その償いをする為にどこかへ向かう途中なんだと思います。
もしかしたらあの中の誰かは次に自由になるのは10年後かも知れません。
もしかしたら一生自由の身に戻れない方もいるのかも。
その時、何かが心に刺さりました。
13時間拘束される? なに言ってんだオレ。
今日の夜には自由に好きな事が出来るじゃん。
それ以前にこの13時間だって自分でやりたいと思って岡山の田舎から
出て来たんじゃね~の? 甘ったれてんじゃね~ぞ明!!
同じ時間を過ごすなら楽しく過ごした方がいい。
それを出来るかどうかは、自分の捉え方一つであって、いくらでも楽しいものに
変えていける。 (←ただ楽しいだけって意味じゃないですよ。念のため)
仕事中が拘束されてるって思う事自体、違うんじゃね~の?
自分で選んで面接受けて、んで入れてもらった会社じゃん。
仕事はマイナスを生む為じゃなくプラスを生む為にやりたい。
って、昔思った日の事を懐かしみながら書いてみました。
もちろん今もこの考えは自分の根底にあるんです。
だから仕事が楽しいって心から言えるのかな?