早起きして今日は千葉県は潮来市の某サロンまでカットのセミナーをやりに
行ってきました。
今年で通算3年目のおつき合いをさせて頂いている美容室です。
某メーカーの社外講師をしている関係で2年前に講習を担当させて頂いたの
がきっかけで一緒にお勉強しています。
なんか「講師」とかって偉そうな呼び名ですが、今だに「先生!」って呼ばれる
のは抵抗があるんですよね......
「先生やってる図」

「講習風景」

講習のお仕事でいろいろな場所へ行かせて頂き、普通だと会えるはずもない
美容師さんと触れ合えるというのは、まさに特権ですよね。
知らない土地に行っていつも感じる事。
場所が違っても、美容という仕事に対してプライドと向上心を持ち、お客様に
接っしているというのは同じなんだという事。
美容が好きだという素直な感覚。
私は幸運にもこの仕事を通して、いや応なしに自分の仕事について考えさせられ
ています。
「なぜこう切るのか?」
「カラーはなぜこの色にするのか?」
「なぜ? なぜ? なぜ? 」
自分の中で整理出来ないと、人に伝えることも共感してもらう事も出来ない
ですから。
私のセミナーにおけるテーマは
「あ~楽しかった! なんだ意外に簡単で出来そうじゃん!」
と思ってもらう事です。
セミナーって、受験生が本屋さんで参考書を買うようなもんだと思っています。
参考書を選んで買った直後って、
「自分ってやる気マンマンじゃん!」
って思いません?
でも、どれだけ参考書が増えてもページを開かなければ意味がないですよね。
逆にセミナーの内容に興味を持ってもらえれば、その人はほっておいても一人
でその参考書を読みあさるでしょうし......
テレビ、ライブ、ミュージカル、美術館、旅行、講習 etc....
世の中には「自分」に刺激を与えてくれる物はたくさんあります。
その刺激をどうやって「自分」に落とし込んでいけるかがポイントなんでしょうね。
私も久しぶりに誰かの講習でも受けて「刺激」を受けてこようかな?