モノや人が素敵なのだと
思っていた時期もありました。
その頃のわたしは
二極にハマってましたから
「強い方が良い」は
「弱いは悪い、ダメ」な世界
だと思ってました。
精神力や心の力もしかり。
打たれ強くなりたい
傷つかない強さがほしい
度胸がない、冒険できない
弱い心はダメ
そんなふうに決めつけてた
でも最近は思うんだー
人は弱いから
素敵なのだなって。
と
ここまで書いてたら
実にタイムリーなことが。
今日は義父の通院に付き添い
病院に行き
すぐ終わったので
夫の実家に寄りました。
ブログにも
ちょこちょこ書いてるけど
特に義父がモノを捨てられない
（というか捨てたくない）人で
なのにどんどん買い
家の中の母のスペースも
自分のモノで
埋め尽くすような人なので
↑
悪気はないのは
わかってるんですが
ちょっと度が過ぎると感じてる
先日夫と家を訪問したときに
転倒したら危ないし
地震などの際にも危険。
よく通る動線には
ものを置かないようにした方がいい
捨てるモノは捨てないと。
と
少々しつこく
話したのだけど
内心
しつこかったかなぁとは
思ってました。
そしたら今日は
またまた動線がモノで溢れ
モノが増えてた。
さすがにそれを見たら
わたしも
ドッと疲れてしまった。
自分たちのこと
なーんも考えてないのかと。
でもその場で
いろいろお父さんに
言うとややこしいから
そのまま父の通院に行き
帰ってきてから
動線のモノは
どこかに移動しましょう
わたしも手伝うから、
と
ひとしきり
片付けをしました。
↑
結局わたしは
ほとんど手伝わずでしたが。
片付けについて
話していたら
お父さんの眼鏡の話に。
お父さんは目が悪くて
眼鏡着用してるけど
100均で老眼鏡？
拡大鏡？
を買ってきて
二重にして使ったりしてる。
で、、、
家の中はその眼鏡だらけ。
なぜかと言えば
たぶん目につかないと
不安だし
モノが多すぎるから
100均に行くたびに
買っていたんだろね。
で
夫は
そのお父さんの大量の眼鏡を
目にしてて
眼鏡だけでなんぼあんねん！
と
よく言っていたし
お父さんに対しても言ってたから
お父さんに聞いてみたの。
お父さんは
アイセンターというところを
受診してるけど
眼鏡はそういうところで
作ってもらえないか
聞いたことはあるのか？
いい眼鏡があったら
それが一番いいんじゃないかと
聞いてみたのよ。
わたしもそういえば
今まで聞いたことないわと思って。
そしたら
合う眼鏡があれば
高くても買いたいけど
見合うものがないらしい。
だから
100均の眼鏡は必要なんだって。
しかも目につくところに必要。
でも
ほんと大量にありすぎるから
100均とは言えど
なるべくこれ以上
買わないで済むようにしないと
というようなことを言ったら
お父さんがキレ始めた。
足を踏み鳴らし
駄々っ子のように。
お母さんから話は聞いてたけど
そんな姿ははじめて見た。
心臓がドキドキした。
眼鏡を捨てろ
そんなことは
一言も言ってないのに
どうやら
そんなふうに聞こえたのか？
あと
お父さんは
うちの夫が
眼鏡ばっかりなんぼあんの
と以前言われたことについて
腹に据えかねてたけど
そのとき
言えなかったみたいで
それに対して
子どものように怒っていた。
お父さんの様子を見ていた
お母さんは実に静かだったし
わたしもドキドキはしたけど
わたしもそうだった。
お母さんは
慣れてるんだろうけど。
で
お父さんに対して
わたしは眼鏡捨てろって
言ってないですよ。
必要なら家中の
いたるところに置いたらいい。
それに
夫に言いたいことがあるなら
夫に直接言ったらいいですよ
と伝えたら
お父さんは
それ以上何も言わずに
激昂をおさめたけど。
昨日ブログに
人のエネルギーに
巻き込まれると
しんどいんだということを書いたけど
今日もしんどかった。
でも
帰ってきてから
夫と外食しながら
思っていることを
すべて話していたら
今日
起きたことは
人の弱さを受け入れ
自分の弱さを受け入れろ
そういうことなのかと思った。
弱さと向き合うことは
イコール
人と向き合うこと
自分と向き合うこと
そこを見つめて
弱さを
ゆるしていくことが
また
人を
そしてわたしを
好きになることなのかもね
