他人が羨ましい① 〜友人の活躍が気にかかるとき〜 | 心理セラピスト 斉木拓洋がお伝えする心理のお話ブログ(大阪・神戸・東京で活動中)

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心理(ビリーフチェンジセラピー)と日常の感じたことを綴ってます

今回のテーマは、


「自分だけが取り残されていく様な孤独感」

人間関係専門心理カウンセラー


周りの友人達は順調にいっているのに、なんか『自分だけ取り残されていく』ような感覚、ありませんか?


■ まずは、この感覚を持ち続けていた私自身のことを書いていきたいと思います。


私は、20代の前半から漠然と起業したい気持ちがありました。

しかし、どんなことで起業したらいいのか(事業内容・サービス等)
さっぱり分からず、
何も見いだせないまま時は過ぎ、30代になりました。

30代になった時、転職を機に神戸から東京へ移ってきました。

そこで、起業したい人向けのある会員制の組織に出会い、入会しました。

そこでも、自分がなにで起業したらいいのか、なにで起業できるのか、
アイデアすらわかない状態が3、4年続きました。

周りでは、友人や仲間が次々と自分のやりたいビジネスを形にして、
起業していきました。

それを端で見ながら、

「ええなぁ、そんなにアイデアが出て」
「ええなぁ、やりたいことがあって」
「ええなぁ、そんなチャンスがあって」

と、
羨ましい気持ちや人を妬む気持ち、悔しい気持ちが入り混じり、
そして何も出来ていない自分への自己否定・自己攻撃を繰り返していました。


スタートの合図とともに、みんなは勢い良く10m、20m先へ一気に走り出す。
そんなみんなを呆然と眺めるだけで、
同じスタートを切ったはずなのに、
最初の1歩すら踏み出せていない自分。

取り残された感じ、孤独感・絶望感が僕の心の中をグルグル回る。

どうやって走り出したらいいのか分からない、そんな自分を

「俺ってアカンわ」
「なんでできへんねん」

と責め続けていました。



自己批判を繰り返してると苦しくなって、
そういったネガティブな【心のクセ】から抜け出すために、
「一生懸命」ポジティブに考えていたけど、
落ち込まない様にするので精一杯でした。

そんな状態のまま、正社員にもつかず、派遣社員をやりながら、
起業したい気持ちがあるのに、将来が見えずに
不安な毎日を送っていました。


まさに、周りの友人達は順調にいっているのに、
『自分だけが取り残されていく』ような感覚でした。

私がこのような感覚を持つようになった原因を、次回にお話したいと思います。。。



【Keyword】無価値観・孤独感・自己嫌悪・自己否定・自己批判・自己重要感



[一般社団法人 日本プロセラピスト養成協会]認定トレーナー・認定サイコセラピスト
人間関係改善セラピスト 斉木 拓洋

大阪・神戸・東京を中心に活動中!