秋晴れの、気持のよいお天気の中
今日は、レインドロップ出張させていただきました。
楽しい時間をありがとうございました
最近、また子育てに悩んでいらっしゃる方と
お話させていただくことが、増えてきました。
中学生、不登校、発達障害
といったキーワードが見え隠れします。
わたしの経験でも、息子の中学生時代はしんどかった~
何がしんどかったかというと、
学校の要求が高いし、画一的なこと。
普通のお子さんには、乗り越えるべき
当たり前のことと捉えるいろいろな事が、
発達障害の特性を持っている子どもたちには、
よりしんどい毎日になっていきます。
それぞれの子どもは、その中でそれぞれに
頑張っていて…やはりストレスを感じ
どこかでストレスを発散しないといけませんから、
それが形としていじめになってしまうこともしばしば…
そのターゲットになりやすいのも
発達障害の特性を持っている子なのです。
もちろんいじめられる要素もあるのですが、
そこから、不登校になっていくパターンも
多いのが事実です。
息子も、いじめがありましたし・・・
クラスの中では完全孤立状態でした。
空気のような存在で、中2、中3は過ごしましたね~
人と関わるのが苦手だったので、
孤立は苦にならないのも特性ですが…
さすがに、いじめられていた時は
嫌や嫌や~と言っていました。
不登校にならないのが不思議なくらいでした。
息子が、不登校にならなかったのは
大きな理由があります。
彼は、びっくりするくらい自己肯定感があります。
自分は自分。周りのことはある意味二の次、
自分のことしか見えていなかったりするんです。
そこが障害ともいえるのですけど…
今の高校の先生には、このままでは社会に
出ていけないですよ~とも言われています。
社会性が育っていないのですから、
言われても仕方ありません。
でもね、いくら社会性があっても、
自己肯定感が育っていないと、
いざという時につぶれたり立ち直れなかったり…
自己否定して最悪の結果になったりするわけです。
息子は、自分のことが大好きで、
自分の世界をとっことん大切にします。
もちろん周りとの摩擦もありますが、根が優しいので…
わかってくれる人はわかってくれる。
社会性は、これからも課題ですが…
体験の中から、最低限身につけていけば
良いと思っています
ブログに何度か書いていますが、まず、
自分を愛すること、いろんな自分を認めること…
人と違ってもいいんだよ~
その上で、最低限必要な社会的な力は
身につけていく努力は必要です。
でも、最低限で構わないって思います。
発達障害は、発達がでこぼこなだけなのです。
ある部分の能力がうんと低くても、ある部分は
びっくりするくらい高い。
そのでこぼこが大きいと、周りから誤解されやすいのです。
でこぼこが小さいと、個性の範囲内と言われるわけです。
親にできることは、とにかく我が子の
特性をしっかり理解すること。
もし、発達障害の特性があれば、
そのでこぼこをどう理解し、その子らしく
生きるために何が必要かを考えてみてください。
やみくもに、社会の基準にその子を
あてはめようとすると、不調和が起きやすいことも
知っておく必要があります。
不登校になってしまっても、違う方法を
模索すれば良いのです。
その子が、学べる環境は探せばいくらでも
あるわけですから…
子どもたちは皆、その子なりの役割を持って
生まれてきています。
それは、わたしたちもおんなじです。
そういった視点で子育てをみていくと
いろんなことが起きても、おろおろせず
親としての器が広がっていきます。
もし、子育てで悩まれていたら遊びに
いらしてくださいね~
いっしょに考え、ヒントくらいはご提供
できるかもしれません