青山千春さんの本を読んだ。

クルーズ船日本丸船での講演をまとめた本で、

メタンハイドレートの観測や今後の利用、政府や官僚への働きかけ等

ビジネス面でも面白い本。

対象者がクルーズ船乗客の講演ということもあり、非常に読みやすく、わかりやすい。

もちろん日本初の東京海洋大学航海士科入学というパイオニアであることや

青山繫晴氏が夫であること、その関係性なども面白い。

 

メタンハイドレートとは何か?どのように蓄積されているか?

日本近海波に大量の埋蔵があること。

2023年度は生産試験段階。

2030年度の民間企業への委譲を目標にしていること。

 

エネルギーの自前化はもっと注目されてよいし、注目されていると思っていたが

現場からみるとまだまだ国の推進が不足しているようで、がっかり。

 

今は経産省と産総研が主導しているよう。

企業はどのへんか主導するのかな。

現在はMH21-S研究開発コンソーシアムという公的なメンバしかでてこない。

掘削は三井海洋開発(株)がかなり頑張ってそう。

検索しても、ぴったんこの会社はわからないけど、やはり商事やINPEX(オブザーバーで委員会に参加)あたり

が活躍するのだろうか。 教えて、詳しい人!おねがい