フランク・ハーバードの原作を忠実に再現したSF超大作のPART2.
この作品も世界中でヒットして、最近PART3が製作されることが
決まったのは良かった。原作も長いのでドンドン続編できるかもしれない。
ラストに関しては1984年はアラキスに奇跡が起こるラストだったので
あれはあれで好きだったのだが、今作のラストはいかに?
あらすじ
皇帝と仇敵ハルコンネン家によってアトレイデス家は滅亡したかに見えたが
公爵の息子ポールとその母親レベッカは砂漠の民フレーメンに救われた。
フレーメンから砂漠での生き方・戦い方を学ぶポール、そして生まれ来る子供のために
命の水を飲みベネ・ゲセリットとして巫女としての生き方を求められるレベッカ。
砂漠での生き方を恋人チャニから学ぶうちにポールは救世主として求められることに
ためらいを感じるようになる。レベッカはやがてポールに試練を与えるのだが…
重要な点
前作と違って前半部分はポールが砂漠の民フレーメンとして生きるために様々な
ことを学ぶシーンがしっかりと描かれ、コミカルは演出も多い。
またチャニとの触れ合いも多いのが印象的だが、覚醒し、戦いに入る
後半はハルコンネンへの壮絶な非情なまでの復讐譚が描かれている。
PART1に引き続き映像の構築は素晴らしく監督は良い仕事をしている。
良かった点
砂漠の民に学ぶシーンでのチャニ役のゼンデイヤが非常に魅惑的。
知らなかったがスパイダーマンにも出ている人気歌手ちのこと。
また部族長スティルガーを演じる名優ハビエル・バルデムが良かった。
悪かった点
ラストがやや駆け足で続編ありきな終わり方だったのが
気にかかったが、とりあえず悪い奴はみんな死んだので
ここ終わる手もあったと思う。実際にはパート3製作されるで
問題はないのだが…