『地獄のヒーロー』でブレイクしたチャック先生は
『地獄のヒーロー』とつく作品を7本作っているが
今作は6本目。実際には3作目までがストーリーが繋がっていて
4作目からは各自独立した作品である。
今作は2000年代でアクションはふんだんにあるが
どちらかと言えば『地獄の捜査線』に近い感じで
チャック版『ベスト・キッド』というか?
あらすじ
ブラジルのリオでテロリストに誘拐された大統領夫人を
専用スティルス機で現場に向かい無事に救出したマッコード(チャック・ノリス)
大統領直属のエージェント(通称ザプレジデントマン)である。
マッコードはそろそろ潮時(引退)考え、後継者を探す。
マッコードが選んだのはスレーターと言う若き元海兵隊員であった。
重要な点
監督はマイケル・プリーズ。製作はアーロンとチャックの兄弟である。
ベトナム戦争は関係なく、スパイものと思われたが
ラスボスにベトナム戦争時代の仇敵が現れる展開は面白かった。
悪い奴は徹底して悪くないと痛快感が出ない。
チャック先生はそこをしっかり理解している。
良かった点
チャックの娘で紅一点のジェニファータンがチャーミングだった。
スレーター役のイケメンも良かった。
悪かった点
今だったら『キングスメン』に共通するストーリーなので
少し時代を先取りしていたようだ。
アクションは痛快でハッピーエンドもお約束。