女バトルコップ(1990年東映ビデオ・東北新社・セガ・エンタープライズ) | 映画バカ一代~観らずに死ねるか~

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映画に関する想いのたけをぶちまけますね。辛口で行きます。たまに甘くなりますが。

女バトルコップ。中村あずさ主演のバトルアクション。

どうみても『ロボコップ』(1987年)の影響を受けた作品。

当初はシリーズ化を目指してエンディングでは

『彼女の戦いはまだ始まったばかり』とテロップ流れるが

残念ながら続編はなかった。

 

 

 

 

あらすじ

プロテニスプレイヤーの御子柴かおる(中村あずさ)は

対犯罪用サイボーグの研究者直也(北詰友樹)と婚約し幸せいっぱいであったが、

直也の研究を危険視する国際犯罪組織カルテルによって研究所が襲撃され、

二人も脱出したものの瀕死の重傷を負う。かおるは直也の手により

メタルスーツに身を固めたバトルコップとなり、

カルテルの尖兵と壮絶な闘いを繰り広げる…

 

 

 

 

 

 

重要な点

監督は岡本明久主に佐藤純彌監督の助監督を経験し1976年『横浜暗黒街 マシンガンの竜』

で監督デビュー、メジャー作品は寡作だが、TVドラマ等でも活躍し、組合活動家として

教育映画等を多く製作しているなかでも『人間の翼 最後のキャッチボール』は名作

との評価が高い。

 

良かった点

正直あまり期待して観なかったが、東映のメタルヒーローシリーズ

『機動刑事ジバン』のスタッフが多く参加しており映像的には

クオリティが高く安心して観られる。

 

悪かった点

東映Vシネマ創成期の作品でキャスト(特に豪華な悪役陣)も良く、

今観ても十分楽しめる。主演の中村あずさも美しく、華を添えている。

なんでこけたかわからない(タイトルか?)不思議な作品だ。