Vシネマで『ゼロ・ウーマン』や『ワニ分署』いった
篠原とおる原作の人気シリーズが復活し、飯島直子など
人気女優が出演したが、シリーズで主役を務めた一人が白鳥智恵子。
ヌード写真集も発表しており、当時は人気があったが今作は未見であった。
あらすじ
秋川麗子(白鳥智恵子)は銀行員の妻で専業主婦だが、
麗子には政府機関のエージェント(殺し屋)と言う秘密があった。
上司(淡路恵子)の指令のもとに依頼されたターゲットを抹殺していく。
夫が長期出張中のある日、麗子の命を狙って一人の女が現れる。
娘を捕らえ、口を割らせると麗子を殺せば罪を許してやると政府機関から
脅されてやってきたのであった。麗子が機関に連絡すると
麗子は娘の教育係を命じられるが…
重要な点
監督は『あぶない刑事』シリーズを撮った成田裕介。
若松孝二の弟子で刑事ドラマを数多く手掛ける。
今作も人妻と殺し屋を使い分ける麗子を上手く演出している。
良かった点
白鳥智恵子意外に殺し屋麗子ははまり役。濡れ場でのヌードも
出し惜しみせずにバンバン脱いでいるのも好感は持てる
当時はイメージだけで脱がないどころか濡れ場もない作品も多かった。
スタイルも良く美しい姿態はもちろん、声も良くセリフも上手い。
また丁度良い長さの尺で楽しめた。
悪かった点
低予算のためか出演者も少ない上、かなりの御都合主義のストーリーだが
面白かったので良しとしよう。実はこれ2作目で1作目は未見だが
探して観てみたくなった。