奥田和由がプロデュースした
『ガン・クレイジー』シリーズ。
『女が銃を撃ちまくる』をテーマにした
アクション作。一作目は米倉涼子主演。

あらすじ
沖縄のある街は犯罪組織のボスの東条(鶴見辰吾)
に仕切られていた、米軍基地の敷地に住む東条には
沖縄県警も手を出さないでいた。そんな街にハーレーに乗った女
サキ(米倉涼子)が現れる。東条の子飼いの米兵にハーレーを壊された
サキは街の修理工晃(江原修)の紹介で晃に父親のホテルに
泊まるとになった。その夜バーで昼間絡まれた米兵とあったサキ
は目にもとまらぬ銃の早打ちで米兵を倒す。サキは東条を狙う
賞金稼ぎだった。
重要な点
明らかにマカロニウエスタンを意識した演出だが、
それが沖縄の風景とマッチしていい風情を出している。
ストーリーもマカロニウエスタンへのオマージュがたっぷり
ありながらテンポが良く進み小気味良い作品となっている。
良かった点
米倉涼子は主演2作目でこの貫録。目力があり魅力的だ。
ワイヤーアクションもこなし、手足の長さを活かして
スタイリッシュに女ガンマンを演じている。
悪かった点
ラスボスの鶴見辰吾は安定の悪役。
小悪党の大和武士も中々いい味出していた。
何も考えずに観るには最高のガンアクションに仕上がっている。