泉じゅんと言えば先日なくなられた
料理研究家の結城貢氏の奥様。
結城先生の『料理は愛情』という言葉と
辛口でぶっきらぼうだが優しい指導
はTVで観ていてとても好感がもてた。
泉じゅんはTVでの悪女役が記憶に残っているが…
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あらすじ
スナック『マノン』を婚約者の正(内藤剛志)と切り盛りするナオミ
はある日飛び込みで入店したやくざの渕上(林ゆたか)に
ひょんなことから100万円で浮気することになる。
渕上に連れ去られたナオミは調教され性の喜びと
男を喜ばせるテクニックを仕込まれることになるが…
重要な点
泉じゅんのスタイルの良さと大人びた美貌を最大に活かした作品。
普通の女性が男性遍歴を武器にのし上がっていく過程は
のちの『女帝』など作品よりも早く時代を先取りしている。
加藤彰監督も女優の魅力を最大限に活かした演出をしており
当時人気だったのも良くわかる。
良かった点
泉じゅんは清楚な役も悪女も両方できる素晴らしい女優。
当時、刑事ドラマや時代劇でもゲスト出演が多かった。
その一方で日活ロマンポルノにも数多くの傑作を残している。
悪かった点
全体的に体を張ったセクシーなシーンが多いのだが、
中盤にここぞというクライマックス(堕ちる過程)
の演出がないのが残念。
新人の山地美貴頑張っているけど目立たず残念。
壮絶なラストは面白かった。