ボクの女に手を出すな (1986年東映・バーニングプロダクション・ウィングスジャパン) | 映画バカ一代~観らずに死ねるか~

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映画に関する想いのたけをぶちまけますね。辛口で行きます。たまに甘くなりますが。

主題歌の『木枯らしに抱かれて』も大ヒットした事でも有名な

小泉今日子の主演3作目。

当時は別のアイドルが好きで興味がなかったため

当然初見。

 

 

 

あらすじ

不良から足を洗ってバイトに精を出すものの失敗続きで

家賃が払えず窮地に陥るひとみ。盗みに入ったスーパー

で警察に追われて逃げる途中で、弁護士の加島(石橋凌)

に助けられる。加島の紹介で富豪の米倉家の跡取りの進の

家庭教師をすることになったひとみだが、進の誘拐事件に

巻き込まれてしまう。

 

重要な点

小泉今日子は映画の企画で早々たる映画監督から名乗りをあげられていたとのこと。

長谷川和彦、石井聰互、そして中原俊で今作は中原俊が監督の座を得ている。

たしかにキョンキョンは魅力がある、演技も自然で上手い。しかも可愛い。

当時はファンじゃなかったことを反省してしまうくらい魅力的だ。

 

良かった点

ARBの石橋凌が本格的に俳優を始めた『アホーマンス』に続いて出演。

男の色気がにじみ出る存在感は圧倒的。

中原監督はコミカルな作風でストーリーを進めながらも、

石橋凌を配することで画面を引き締めている。

 

悪かった点

河原崎次郎の不死身の殺し屋役は面白かった。

また夏八木勲が珍しく(?)美味しいところを持っていくのも良かった。

ひとみの妹分の美知子役の金子美香もかわいかった。