岩城滉一主演のVシネマ。
ハードボイルドタッチだが軽快な会話も挿入されている。
あらすじ
沢村(岩城滉一)と相棒のエイジ(藤タカシ)は暴力団青竜会の幹部の狙撃を
依頼され成功するが依頼人に命を狙われる。依頼人は清竜会の別の幹部梶本(寺田農)
で清竜会内部の勢力争いに沢村達を利用したのであった。
依頼人を始末した沢村達であったが海外逃亡の船は2日後しか来ないことになり、
2日間を奥山親子(加藤武・村上里佳子)の世話になることにしたが、そこにも
梶本の手が伸びてきて…。
重要な点
監督はTVドラマでハードボイルドを得意とする原隆仁。脚本は永原秀一である。
69年製作の『弾痕』に比べるとややゆるめのシナリオだがこれも時代(バブル期)の影響か?
岩城滉一は86年の『南へ走れ、海の道を』で確立したスタイルの延長線で
沢村を演じている。
良かった点
風間トオルが出ている?と思ったらMバンドのボーカルの藤タカシであった。
なかなかいい味だしていて良かった。(これ以降音楽と俳優の両立しているとのこと)
主題歌でいい声を聴かせてくれる。
悪かった点
村上里佳子かわいいですね。ただ、う少しアピールして欲しかったかな。
露出も少なめ、地味な感じがもったいなかった。