ベレッタM92F 凶弾(1990年東映ビデオ) | 映画バカ一代~観らずに死ねるか~

映画バカ一代~観らずに死ねるか~

映画に関する想いのたけをぶちまけますね。辛口で行きます。たまに甘くなりますが。

岩城滉一主演のVシネマ。

ハードボイルドタッチだが軽快な会話も挿入されている。

 

あらすじ

沢村(岩城滉一)と相棒のエイジ(藤タカシ)は暴力団青竜会の幹部の狙撃を

依頼され成功するが依頼人に命を狙われる。依頼人は清竜会の別の幹部梶本(寺田農)

で清竜会内部の勢力争いに沢村達を利用したのであった。

依頼人を始末した沢村達であったが海外逃亡の船は2日後しか来ないことになり、

2日間を奥山親子(加藤武・村上里佳子)の世話になることにしたが、そこにも

梶本の手が伸びてきて…。

 

重要な点

監督はTVドラマでハードボイルドを得意とする原隆仁。脚本は永原秀一である。

69年製作の『弾痕』に比べるとややゆるめのシナリオだがこれも時代(バブル期)の影響か?

岩城滉一は86年の『南へ走れ、海の道を』で確立したスタイルの延長線で

沢村を演じている。

 

良かった点

風間トオルが出ている?と思ったらMバンドのボーカルの藤タカシであった。

なかなかいい味だしていて良かった。(これ以降音楽と俳優の両立しているとのこと)

主題歌でいい声を聴かせてくれる。

 

悪かった点

村上里佳子かわいいですね。ただ、う少しアピールして欲しかったかな。

露出も少なめ、地味な感じがもったいなかった。