不機嫌な人の深層心理と効果的な対処法♡

こんにちは

現役教師／最幸メンタルコーチの

リリー由梨です

あなたは不機嫌さんになりやすいですか？
あなたの周りに不機嫌になりやすい人はいますか？

不機嫌さんって扱いにくくて
正直、いやですよね。

周りは「なんやねん・・・」
ってなりますやん

今回は彼ら、もしくはあなたが不機嫌になる時
深層心理でどんな感情や思考があるのかを

専門的に解説していきたいと思います

これ知っちゃうと
もう恥ずかしくって「2度と不機嫌にならんとこ」
と思えるでしょうし

はた迷惑なあの不機嫌さんのことも
「アホくさ」って思えて
必要以上にビクビクしなくなりますよ〜

　

不機嫌さんがいると
それ以上不機嫌になられて
火が飛んでこないように
一応、こっちは気を使ったりしますでしょう？

その気配をちゃんと本人は感じ取ってて
内心「そうそう、私に気を使いなさいよっ」って
悦に入っているってんだから
たまんないわよねー。

　　

不機嫌になる人は
不機嫌という無言の態度を使って
めっちゃアピールしているんですよ

・私はムカついている
・私は傷ついている
・私は悪くない
・私は被害者だ
・私は正当だ
そして、
・お前が悪い
・お前がなんとかしろ

ってね

　

彼らは

「言う」という勇気や配慮が必要な行動を取らず
ネガティブで幼稚な代替行為で
思いっきりアピールしてるんですよね

　

「言えや」って思いません？
姑息だわ〜って感じる私は厳しいかしら？？

さらに言うと
「私は怒っている。
　私は怒る権利がある。」ってなっていて
　
　なぜか力を持ちます・・・

さらに　
「許すのは、私だ。
　謝ってこいや。
　お前から歩み寄れや。
　それを受け入れるかどうかは
　私が決めるし
　私にはそれをする正当な理由がある」
　
　
　とかとか思っているんですよーーーー！

　ヒョエーー
　あんた何様？何その権利って？

　あー、これね、実はかつての私に言ってます
　　

　私、一時期勘違いしていて
　しょっちゅう不機嫌決め込んでる時期がありましたからね・・・

　とりわけ親に対して、特に父親ね
　父は私を溺愛していてね
　何をしても許されてきたので
　何をしても良いんだと
　どこかで勘違いしていたんかな、
　だけど、そんなわけがないことを
　私も底では知っているから
　そんな態度をとる自分が許せなく
　そんな時の自分が大嫌いだ

そしてパパごめんなさいって言う
　複雑な時期を通過しています

　あの時の申し訳ない気持ちや
　あの時の不甲斐ない気持ちは
　いまだに何かの折に浮上してきては
　懺悔のような気持ちや
　本当にごめんなさいって
　なります

だからこそ、今、中高の教師として
　とりわけ思春期の女子生徒に
　以下のような事をダイレクトに言ってしまいます。

　「たとえ今

思春期で不安定な時期とされていようとも
　それに甘んじて、よくない言動は親に取るな
　何より絶対後悔するから。
　　

　親は何も言わなくても

絶対傷ついてるんだよ。　

　愛でもって、あなたを許しているだけだよ。

　反抗期であろうと

そのフラストレーションを剥き出しにして
　この世で一番お世話になってる

愛を返すべき対象である親に向けるな。

　あなたに悪態ついていい理由も、権利もないよ。
　そして、親も自分も傷つけるアホな行為だってこと
　肝に銘じといて欲しい。」
　

　と。かつての実体験を交えながら伝えます。

　大概の生徒は「はっ」とした表情で

食い入るように聞いてくれます。

　あかん、これ書きながら私号泣してしまいました。。。
　親の愛について触れると

毎回どうしてこんなに涙が出るんだろうな。

　

そう、不機嫌になったところで
　なんの解決もしていないわけ。
　相手にハラハラさせたりしているだけで
　　

　自分の心もクサクサしてるだけです
　本当の意味では満たされないわけだし
　　

相手とは真のコミュニケーションが取れていないので
　互いの間の関係性が改善することもなければ
　求めている幸せなんてやってこないんです。

　
　まずは

「不機嫌になっても一つも良いことがない。

そればかりか、姑息な手段で幼稚極まりないことだ」

と知るべきなんです。

　知ると、恥ずかしくてもう2度と
　「不機嫌」という手段は取らなくなるはずです

　

　またあなたの周りで
　「不機嫌」をもう無意識レベルで選んでしまっている人に対して
　　

　彼らはもういい大人であろうとも
　気づいていないんですよ
　上記のことを。

　ただただ昔から「不機嫌」になると
　周りが気を使ってくれた

　深層心理的に「怒る正当性」とか

「相手の歩み寄りを強制する正当性」とか
　「許すのは私だという権利」といった
　”ねじ曲がった旨み”を感じてしまっているんです
　　

　でも、本人は気づいていない
　そんなこじれた信念や　
　滑稽極まりない、正当化をしてしまっていると言うことに

　

だから言ってあげればいい　　

　「あら不機嫌ね。どうしたの？」と。

　まずは不機嫌に気づいてるよーと伝えるのです

　相手は、「気づいてもらえた」と
　実はこれで大概は満たされんですよね。

　なぜなら、人は気づいてもらいたくて
　不機嫌という手段でアピールしてるんですから

　

ところが、それで不機嫌が終わらねければ
　こう言ってあげるといい

　「何が気に食わないのか。

あなたのニーズは何なのか言葉にしてくれない？
　　言って？聞くから」って。

　
　たいてい、本人も、何が不満なのか

実は言語化できていない場合が多いのです

　

　もしかしら怒り出すかもしれませんね。
　それって、実は言葉にできない自己への怒りも含まれいますから
　そのままマトモに受けなくていいですよ。

　静かにただただ冷静に
　「へーー」って言って聞くだけでいい。
　　

　そして繰り返すんです
　あくまで淡々と静かにね

　「〇〇が嫌で、〇〇に腹を立ててるってことね？」って。
　相手は、そのあなたの要約にギクっとすることでしょう。
　

　なぜなら、あまりに幼稚で稚拙な内容だから。
　大の大人なら、このやり取りで
　恥ずかしくならないわけがありません。
　”超しょーもなっ”てことに気づくでしょう。
　　

　不機嫌がナンセンスで幼稚であることを体感し
　段々としなくなるでしょう

　そう、これは仕返しではなく
　気づかせてあげるという一種の愛ですよ