坂口OPAP「胸騒ぎの放課後」のブログ

坂口OPAP「胸騒ぎの放課後」のブログ

ブログの説明を入力します。

Amebaでブログを始めよう!

5st目終了しました。
演助班4年中村佳奈です


ご来場下さいまして、本当にありがとうございました。



さて、予告通り『坂口先生インタビュー第2弾』です。



早速行きましょう!



-------------

◆演出:坂口芳貞インタビュー第2弾◆
自らが発信することでかち合うことの出来る「交点」。その演出におけるキーワードとは何か。
インタビュー第2弾は、『胸騒ぎの放課後』について、作品作りに対する思いを紹介します。

+++++++++++++++++++++++++++++

Q.「胸騒ぎの放課後」ではオーディションで役者を選び、一ヶ月半の稽古を重ねてきましたが、出演者はどのような変化がありましたか?

技術的に、とか体力的にとかすごく変化してきてる。
こういう声で大丈夫かなと思った人もいたけど、凄い変わったからね。
これぐらいだろう、と思った人はそれを凌駕しているし
「劇の瞬間って興奮するものだよ」と散々言ってたものが実現しつつあるから、僕は嬉しいんだな。

何を大事に目指したらいいか「俺たちにしか出来ないことやろうぜ」やってるっていうのが見えて、安心してる。
この本ってさ、考えてみたら随分バカバカしいとこがたくさんある。
でも、バカバカしいことを今しか出来ない!っと思ってやるんだ。その自分と世界と、この時間の交点はどこにもないんだよ。
いいかげんなことをやるんじゃなくて、真剣な光線がぶつかった瞬間が光るに違いない。
昨日の瞬間で交わったものは、もう違う交点だからね。

Q.「交点」とありましたが、劇場にいらっしゃるお客様とはどんな空間を
つくっていきたいと考えていますか?

この作品もそうだし、みんな思ってるだろうけど、本当に生きてる瞬間ってこんなに素敵なんだ、と。
役者には「生」の充実感を作ること、そこにかち合うことは貴重で、今足りないことじゃないかな。と言ってきた。
その瞬間をお客さんと一緒に作りたいですね。
それが今、僕の劇を創るための一番のエネルギーになっているかな。
生きててよかったと、今ちゃんと生きてる瞬間をいろんな人と実感したい。

地球が生まれて30数億年。僕ら人間は30数億年の歴史を身体の中に持ってる。
僕らがかち合うことはその歴史の交点でもあるからな。そんな人たちがここに集まっているのは、ものすごいエッセンスだよ。
そう思って生きてる人、少ないんじゃないかな。

その瞬間を一緒に味わえばタメになるっていったらあれだけど。
結局交わる点の話になると、刻々と生きている瞬間、生の充実感の軌跡を2時間観ていられたら素敵じゃない。

俺は、木佐貫さん(※4)のダンスを見ていると思うんだけどね。
ああ、その瞬間に立ち会ったな、と。
止まってないからね、感動が。
決まったヤマがあって、そのてっぺんを目指す、というものは僕はあまり楽しくないな。
だからこそ、毎日が面白いんだな。

Q.最後に『胸騒ぎの放課後』の、みどころを教えて下さい。

《あの子のこんなとこ見たことない》な姿が見られますよ。
出ている人が、隠れようがない生身の状態に、頼るものがない身体になっています。
僕らはテクニックは持っていないけれど、同じレベルまでには行かなきゃいけないなと思っている。
世間にあるテクニックを過信してる人が、やったものじゃない方向での作りを、僕はいつも期待しています。
どちらがおもしろいかと言えば、僕はこっちのほうが好きだね。
僕らは、テクニックには頼れないから、全力で自分の中の物をどこまで出せるか・・・。
これはね、普通の劇場では絶対観られないだろうね

(※4)木佐貫邦子/舞踊家・桜美林大学教授
1981年ソロデビュー。80年代にソロダンサーとして独自のスタイルを表出、
海外公演も数多く行い、NYタイムズ紙でも高い評価を得る。
青山ダンシングスクエア講師。neo代表。

++++++++++++++++++++++++++

【坂口芳貞プロフィール】
1939年10月2日生まれ。桜美林大学名誉教授・俳優・演出家・声優。
63年に北海道大学を卒業後、67年に文学座座員、96年に同幹事・取締役となる。
90年に京都十三夜会賞、2002年に文学座久保田万太郎賞を受賞。
主な舞台出演作品に、『ハムレット』(演出/蜷川幸雄)、『もう風も吹かない』(作・演出/平田オリザ)
『煙が目にしみる』(原案/鈴置洋孝、脚本/堤泰之、演出/久世龍之介)
『城』(構成・演出/松本 修)、『東京原子核クラブ』(作/マキノノゾミ、演出/宮田慶子)等、
主な演出作品に、『月がとっても蒼いから』『花咲くチェリー』『エスペラント-教師たちの修学旅行の夜-』等、
主な吹き替えに、ショーン・コネリー、モーガン・フリーマン等がある。
OPAPの演出はvol.1の「想稿・銀河鉄道の夜」から始まり、今回で10回目となる。
また、今回の公演は桜美林大学退職後、初の演出作品となる。

◆OPAPvol.55『胸騒ぎの放課後』公演詳細・ご予約はこちら◆
詳細 http://www8.obirin.ac.jp/opai/opap_item.php?no=91
予約 http://www8.obirin.ac.jp/opai/reserved00.php?no=91
----------------


以上で終了となります。


これで本番も残すところあと3stになりました。
赤も白も両チーム、是非観にいらして下さい



お待ちしております!