昨日、ブログやFacebookのコメント、Twitterで励ましてくださったみなさん
本当に
ありがとう
ございました
私はその間、病室から出ることもなく椅子の上で…いつの間にか寝落ちしながら待ちました。
看護師さんが「終わりましたので、一緒にお迎えに行きますか」
と声を掛けてくれたので、手術室まで着いていきました
先生がまず出てきて、無事に予定通り終わったことと、取り出した前立腺を見せてくれましたヒィィ
なんか、栗🌰みたい……
これで父と母の両方のガン見たで〜
父(前立腺癌) 母(大腸癌)
その後、父ちゃんがベッドに寝かされた状態で出てきたので、
「父さん、終わったよ」
と声を掛けました。
まだ、うつろな父ちゃんの目。
病室まで帰ってくると、まだ処置があるからと私はテレビのある広間で待つように言われました。
17時頃、看護師さんが病室に戻っても良いと言ってくれたので戻りました。
寝てるやろな〜と思ったら、目あいてるし
しばらく様子見てから帰ろうと思ってそのまま椅子に座ってたら、父ちゃんが手術のことを聞いてきたので、聞いたまま伝えて、管は1週間は抜けないらしいと言うと
父「え1週間も残尿感が気持ち悪い」
みわぞ〜「うんしばらくは仕方ないよ」
父「あのの〜、オレが〇んだら海葬にしてくれの。」
は
なにをいきなり
父「前にの、船で島に釣りに行ったやろ。あの島にもお墓があっての。イノシシがひっくり返すんか知らん、お墓がぐちゃぐちゃやしの、もうほとんど無縁仏なんよ。そんなんよーけ見てきとるけん、兄ちゃんと美和で海葬にしてほしいんや。」
みわぞ〜「そんなん私に言うてもイカンって兄ちゃんに言うてよ」
父「いやいや、聞いといてくれ。海だったら…美和が釣りに行っとる時とか、孫たちが海で何かあっても守ってやれるやんか」
……。
ああ…もう、ズルいわ。
言いたいこといっぱいあったのに…
私は正直、子供の頃から父は訳あって好きでは無かったんやけど……
もう、父ちゃんも70歳……
いつの間にか体も小さくなって、いつからこんなおじいちゃんみたいになったんやろ…
子供の頃、怖くて仕方なかった父は今ではもうちっちゃいじーちゃんになりました。
しかも看護師さんに聞くと糖尿病のギリギリのところって
せっかく手術して癌も摘出したんやから、食生活もしっかり見直して欲しい。
父ちゃんがぼそっと言ってた。
「やっと、肩の荷がおりたわ…。
不安でたまらんかった…」
それからも眠れないらしく、延々3時間はしゃべくり倒してました
寝たら帰ろうかなと思ってたんやけど、父の幼い頃や若い頃の話、釣りの話など……ネタは尽きないようで😅へー、初めて聞いた
看護師さんがちょこちょこ来てくれて、血圧測定してくれて
看護師さん「140ですね」
父「えっそなにあるん」
看護師さん「いやいや、今はね、下がるより高めの方が私たちは安心ですし…でもちょっと興奮状態なんかな(笑)まぁ、でもぜんぜん大丈夫ですよ」
父ちゃんの様子も大丈夫そうやし…
消灯時間になる前に私も帰ることにしました。
この歳で、もう色々変われんのも分かるけど…
これからはもう、しっかり前を向いて自分のために、楽しく生きてほしい。
家族での話し合いって大切やなってこの歳になってやっと気付かされました。
伝わらんからイライラする。
「言わなくても分かるやろ」じゃなくて、身内や、身近に居る人とこそ、長い時間かけてしっかり話をしないとダメやって思います。
私もなかなか出来んけど、話をしないのは赤の他人と同じやと思うから。
……うちの家計は癌家系かぁ