ブタブタブタ

主治医が変わり2ヶ月ほど…


今回初めての若め男性医師(30代)ということもあり。


なかなか…

今までの歴代女性医師たちとはすべてが違っています。


男と女とでは、そもそも考え方など根本的に違う部分は否めません。


どうにかこうにか、毎回の診察で私の中に渦巻く『❓』を消化しながらの日々ですちょっと不満



チューリップオレンジチューリップ紫チューリップピンク

まず、2回目の診察時に「変薬」を提案されました。


現在

オランザピン  20mg

クエチアピン  450mg


抗精神病薬2剤併用です。


それに伴う副作用止めで


ランドセンとジスバル。


それでも副作用は完全には無くならず、舌の震え、手の震え。

本人は気にしながら生活しています。


抗精神病薬の量が多過ぎるので、致し方ない部分はあるのでしょうがもやもや

娘の場合、少し量を減らしただけで幻聴が湧き上がってしまうので魂


状態が落ち着いている現状でも、抗精神病薬を減らせずにいます。


3月まで診ていただいた主治医は最後の診察で言われました。


「今、これだけ状態が安定しているので、お薬は合っていると思います。

なかなか幻聴が無くならないので、変薬の可能性も考えましたが。

再発してしまうと、一度使ったお薬が効きづらくなるということがあって…。

まだまだ若いので、これから先状態が悪くなる事があるかもしれません。

その時に、なるべく使えるお薬の選択肢が多い方が良いと考えます。

だから、安定している今。

わざわざ変薬をする必要性は無いと思っています。」


娘は2回目の酷い再発から長い時間をかけて回復しました。


丸1年は入退院を繰り返し…

昨年は初めて一度も入院せずに済みました。


今年に入り、ようやく電車を克服。

通信高校にも通えるようになり…。

就労移行支援にも通えるようになり…。


学校も就労移行支援も…

先生や職員さんと仲良くなって、本当に「楽しく」通えています気づき


好きな料理やパン作りも楽しめています。


『楽しめる』ということは、この病気を抱えていると本当に尊いことなのですキラキラ


陰性症状が酷いと、何もやる気が起きず引きこもってしまうことも充分に有り得ます。


娘の闘病を3年間、間近で見てきた私は…


前主治医の言葉に強く共感しましたちょっと不満


ここまで回復出来た事クローバー


とにかく今は当たらず障らず…


ようやく始動した娘の社会復帰が何より最優先です。


社会に繋がることは、娘の自信にも繋がり…


娘の課題でもある「自己肯定感」が上がることにも繋がります。


そんな話を前主治医の最後の診察で、話していました。


黄色い花黄色い花黄色い花

前主治医は今のお薬は

「合っている」

と言われたのに…


新しい主治医は

「合っていない」

と言われました。


毎日の幻聴がおさまっていないこと。

副作用が多々出ていること。


「一つの鍵穴に合っていない鍵を幾つも挿しても意味がないですよね?」


淡々と今の娘の状態を説明されました。


続けて、ラツーダに変薬してはどうか?と言われました。


想定外の言葉に混乱しながらも…

私は強く拒否しましたあんぐり


「リスペリドン変薬時の酷い再発で、娘は大変な目に遭いました。

長い療養生活を送り、ようやく…ようやくここまで回復出来たんです!!

4月からは長らく行けてなかった通信高校にも行き始めました。

就労移行支援も楽しく通えています。


今、変薬するとなるとまた入院になりますよね?

折角、新しい生活が始まったのに…」


すると主治医は


「変薬時に入院は必要ないと考えます。

基本的にクエチアピンを抜きつつ、ラツーダを同時に入れていくことになるので。

通院で充分かと。」


いやいやいや…


ちょっと待ってくださいよ〜おいで雷


私はすごく複雑な心境になりつつも不安


至って冷静に…


「リスペリドンを抜く時もそうでしたよ。でも娘は僅か1mg抜いた時点で、24時間幻聴がおさまらなくなりました。

用心して予め入院していたので、すぐに対処してもらえましたが…。

次の変薬では、絶対的にそうならないって言えますか?」


すると主治医は、


「絶対とは言い切れませんが…。そうなる可能性は低いのでは?と思います。」


変薬時に当時の主治医は、心配する私と娘の気持ちを配慮してくれて…

まだまだ子どもである娘の身の安全も配慮されたのだと思います。


「変薬するなら入院」


という方針をとられました。


母子家庭で、日中娘を診ていられない我が家の状況も配慮されたのだと思います。


だから私は当たり前のように、

「変薬時には入院」するものだと思い込んでいました。


でも新しい主治医はさらりと

「通院で大丈夫ですよ」と。


一度、変薬時の再発を目の当たりにした私は、どうしても最悪の事態を想定してしまいます不安


「また再発してしまったら…

折角通えるようになった通信高校の卒業も延びてしまうし…。

電車にもまた乗れなくなって…。

来年から働き始めたいと希望を持っている娘の未来がまた閉ざされてしまいかねません。」


だけど主治医が言うように、もしも変薬が上手くいったとしたら…。


幻聴はなくなり、副作用もなくなり。

娘の生活の質は格段に上がるかもしれない…。


その日の診察室で答えを出せなかった私は、

「変薬するかしないか。」


取り敢えず持ち帰って検討することにしましたちょっと不満凝視


ブーケ2ブーケ2ブーケ2

先に待合室に戻っていた娘にどうしたいかを聞くと…


「絶対に今は変薬とかしたくない真顔


娘もまた、

変薬🟰再発

の構図が出来上がってしまっている模様です。


娘の専属薬剤師さんにも相談してみました。


主治医がされた合わない鍵の例えを話すと…


「う〜ん汗確かにね〜。変薬して上手くいけばいいのやけど。

絶対に良くなるとは言えんのが現実問題で。

〇〇ちゃんの場合は、やっと今学校に通え始めたりしている時期だもんね。

変薬するにしても『今じゃない』気がするな〜。」


私と同意見!!


娘が信頼している薬剤師さんです。


私と娘の意思は固まりました。


「来週の診察で、きちんと断ろうね!」


降って湧いた問題でしたが、どうにか答えは出ました星


流れ星流れ星流れ星

次の診察で、主治医にはハッキリと伝えました。


「私は娘の変薬時の再発を目の当たりにしたので。

僅か1%でも再発の可能性があるのならば、母親としてはどうしても変薬に踏み切る勇気はありません。

あんな思いを娘には二度とさせたくはありませんから。


今は娘の社会復帰を最優先したいです。


先々、変薬に踏み切るタイミングが来ればその時には考えたいとは思いますが。

色々な事が娘の中で動き出した『今』ではないと思います。」


主治医は少し不本意そうではありましたが。


小さな声で

「わかりました。では暫くはお薬は今のままでいきましょう。」


こちらの意思を尊重してくれました。


カメカメカメ

こうして変薬の危機は免れましたがDASH!


それからもなかなか意思の疎通が上手くいかない状態が続いています真顔


毎週水曜日に受診しているにもかかわらず、診察予約が取れない事態に陥り魂


娘は心理カウンセリングを毎週14時〜入れてもらっています。


今までの主治医はその時間に合わせて診察予約を入れてくれていました。


それこそまとめて1ヶ月分、13時半〜とか。14時半〜とか。


それが新しい主治医ときたら、

「その日は予約が埋まっています。」


ずっと予約が埋まってて、5分診療が1ヶ月も続いたり…パンチ!


たまりかねてある時言いました。


「毎週水曜日に必ず受診しているわけだから、1ヶ月分の予約を入れてもらえませんか?!」


すると、


「あんまり複数の予約は取れない決まりとなっています。」


私は今までの主治医にはそうしてもらっていた事を伝えると…


「今はまだ紙面上での予約システムなのでどうにかなりますが。

この先、システム管理されるようになったらそういうわけにはいかなくなるので。」


あんぐり!?


唖然とする私の心を知ってか知らずか…。


そんな「将来的には複数予約が出来なくなるかもしれませんよ〜」という謎の予告をしつつ…


渋々と7月の予約は入れてはくれました汗


診察室を出た私は怒り心頭パンチ!パンチ!パンチ!


隣の娘はウケています(笑)


「何あれ?!あんた、意味分かった?!」


娘は苦笑いしながら、


「訳分からんよね?全然話が通じんやん…」


そもそも先々、複数予約が出来なくなるのだとしても。


今その話をする必要がありますか?と私は何だかイライラ真顔メラメラ


今までの主治医は、当たり前のように心理の時間に合わせて臨機応変に診察予約を入れてくれていました。


黄色い花黄色い花黄色い花

心理カウンセリングで、娘はそんな新しい主治医への不信感を伝えていたみたいです。


「ママが毎回キレています。」


そんな話もしていたらしくDASH!


心理の先生が、

「何か主治医に上手く伝わらない事があったら、私に何でも相談してね!」


そう言われた、と娘が話していたので。


心理の先生は、もう何年も娘の事を診てくれているので信頼しています。


私は

「心理の先生に話は聞いてもらうといいよ…。」


と半ば、主治医の診察に絶望感を抱きつつあります真顔


毎回の診察で私がキレている情報を聞いた心理の先生が、娘への悪影響を心配されたのか…


いつもは私と話す機会などはないのですが。


ある日、娘のカウンセリングが終わった後に私に話に来られました。


私も色々と新しい主治医の事でモヤついていたのでちょっと不満


心理の先生にそういった事を話す良い機会だと思ったのですが。


なんというか…


やはり心理の先生も病院側の人間だということに気付かされた感じがしましたもやもや


そりゃそうですよね…


病院側に雇われている身で、病院所属の医師の批判なんて出来る筈もなくもやもや


心理の先生のあくまでも当たり障りのない立ち振る舞いに、私は個人的にガッカリしてしまいました。


娘に対しては、

「社会に出たら、思い通りに行かない事なんて沢山あるから。

回復してきた今だからこそ…

ちょっと合わないなーと思う先生でも、上手にやり過ごす練習になるって考え方に変えればいいんじゃないかな。」


私が、

「診察時間を確保してもらえないのがストレス。今までの先生は心理の時間に合わせて調整してくれていたのに。」

と訴えると…


「それはちゃんとお母様が先生と歩み寄って、きちんと話し合われてください。」

と。


「まだ主治医が変わって2ヶ月です。前の主治医と違うのは当たり前のことですよ。一人一人違う人間ですから。

分かり合えないなら、分かり合えるまで一生懸命歩み寄れるように会話を重ねるべきです。

それは非常にエネルギーのいる作業ですけどね。そこはきちんとやるべき事ですよ。」と。


まぁ…


あくまで娘の心理の先生なので、私がどうこう言うことではないのですが。


確かに娘に対するアドバイスは、置かれた状況を乗り切る上で適切なのだと思われます。


心理学のプロの先生の、しっかりとしたアドバイスです。


きっと娘も、その考え方のアドバイスに従えば乗り切れるのかもしれません。

 

でも私の中ではずっとモヤモヤが渦巻いていました。


仕事とか…

学校生活とか…

家庭環境だとか…


そもそも逃げられない、避けられない状態でのそのアドバイスなら、素晴らしい切り替え方です。

「前向きに捉える」ことは心理学の基本でしょうから。


だけど「主治医が合わない」


これって…


果たして患者側が、我慢して無理して合わせる努力をするレベルの話でしょうか???


こっちは病気を治そうと病院に毎週通っているわけで。


病気を治すはずの場所に、努力を強いられるって…


おかしくない???


あじさいあじさいあじさい

心理の先生と話した後、何日かモヤモヤしていた私真顔


娘がすごく信頼している先生なので。


迂闊なことは言えません。


言えないけれども。


やはり気が済まない私は娘に話してしまいました。


「ママは正直、病院は最終手段として変わる覚悟はあるんよ。

現実的じゃないかもしれんけど。

ママだってあんたの病気が治って欲しくて病院にも通いよるわけで。

こっちが我慢してまで通う必要なんて何処にもないし、病院だって医者だって沢山おるわけやし。

どうしても無理な時には、いつでも病院も主治医も変えられる事は頭の片隅に置いときなさい。

そう考えるといくらかラクやろ?」


娘は私の口調から何かを察したのかもしれませんが。


「そうよね。」

と納得してくれた様子でしたにっこり


でもまぁ…

今、病院を変わる!主治医変える!

と騒ぎ立てるほど、娘の状態も悪くはないし。


暫くは、すれ違い気味の新しい主治医と歩み寄る努力を続けようとは思っています指差し


娘にとっては、これも立派な社会勉強だという心理の先生のアドバイスも…


少し冷静になった頭で考えると、納得もいきます。


コスモスコスモスコスモス

先日、プロ野球交流戦に行ってきました野球


東京ヤクルトスワローズ戦!


ヤクルト戦は初めてだったので気づき


点が入ると傘を開くのが可愛かったです音譜


娘は地元球団のユニフォームを着ながら可愛くて思わず買ってしまった傘を開き爆笑


でも周り中の若い子たちは、皆そんな感じでした(笑)


これも交流戦の醍醐味ですねスター


並んだのに一つ手前で売り切れたつば九郎からあげ…泣泣泣


それだけが心残りです…。