娘2人の新年度の準備で、怒涛のように忙しかった3月
昨日は下の娘の県立高校の入学式でした
入学式までが、私が出席しなければいけない重要イベントだったので
取り敢えずは全ての予定をクリアして、一安心です
そして今日から、上の娘の通信高校4年生が始まります
午後からは病院受診🏥
私は今、通信高校に娘を送り届けて、イオンモールで2時間の時間潰し中です
下の娘のお弁当が始まるので…
私が
[あ〜、面倒くさい日々がまた始まる〜」
とボヤいていたところ…
ある日。
なんと上の娘が、お弁当の副菜をたっぷり作って冷凍してくれていました
なんと2時間もかかったとのこと
本当に有難い
これさえあれば、冷食チンして時短でお弁当が出来ちゃいます🍱
娘の優しさに感動していた私なのですが…
下の娘が気になることを私に言ってきました。
「おねえ、料理しよる間、ずっと1人で喋りよったけん…」
詳しく話を聞くと、
キッチンで話し声がするので、最初は誰かと電話で話しているのかな?と思ったらしいのですが…。
不審に思いキッチンを覗くも、そこには電話ではなく1人でひたすら話し続ける姉の姿があったらしく
少し怖くなって、声は掛けなかったのだとか
私も初めて聞く様子だったので少し不安になり、
「え?もしかして幻聴と会話とか?!」
と言うと、
下の娘は、
「いやいや、間があんまりなくて話し続ける感じやったけん…。会話とかじゃないんやない?」と否定。
側に居た母も、
「私もよく1人で歩く時とか、1人で物語作ったりして独り言言いながら歩くよ〜」
と訳のわからない事を言いだします
下の娘も、
「わかるわかる〜!うちも結構独り言言いながら歩くかも〜」
そんな話で盛り上がり、
「おねえもただの独り言なのだ」
という事に話は落ち着いたのですが…。
なんだかすごくその話が引っかかって気になった私は、単刀直入に娘に聞いてみました。
「昼間、料理しよるときにさ…。
あんた、ずっと話しよるらしいやん?
まさか幻聴じゃ…ないよねぇ???」
「あ、バレた?!
最近ね、幻聴がフレンドリーなんよ〜。」
恐れ慄く私をよそに、娘はニコニコ顔で説明を続けます
「最近は、『死ね』とかはなくてね。料理しよったら『何作りようと?』とか、『それどうやって作ると?』とか。
なんか質問形式になってきたんよね〜。
それで説明してあげよると(笑)」
「それって…。悪化したんかな?!」
「えー?やめてよ寧ろ良くなってきたんやないと?だって共存しとるんやもん!」
今までには無かった種類の幻聴に移行して…
私は大混乱です
早速、検索しまくりましたが…
そういった「幻聴の経過」的な情報は何一つヒットせず
娘曰く、
「迫害的な幻聴からフレンドリーになったのは回復の兆し」
とのこと。
(※あくまで持論)
とはいえ、やはり毎日頓服は欠かさず飲んでいます
(迫害でもフレンドリーでも辛い様子…)
検索すると、
「幻聴による独語」
等がヒットして、私の不安は最高潮に
結局、答えは見つからず不安なまま…
今日の午後からの受診で主治医に聞いてみようかと思っています
勿論、幻聴残遺は覚悟はしていたのですが…
残遺するにしても、それなりの「経過」があるのか?!
本当に複雑怪奇な病気です…
下の娘に、
「おねえ、やっぱり幻聴と会話しよったみたい…」
と伝えると…
思いの外、ショックを受けていました
「え…大丈夫なん??」
と問う娘に、
「いや、分からん…」
としか言えず
下の娘も普段は言わないだけで、姉の病気の心配はしているのだろうと思われます
下の娘の入学した学校は、創立100年を超える伝統ある高校です。
入学式に1人出席した私は、校長先生の立派な挨拶を聞きながら…
ボンヤリと病気になってしまった娘のことを考えてしまいました。
「自分で限界を決めずに…
その更に先に突き進む勇気。
努力がいつか花開き、社会の中核を担う人間になってください!」
きっと「普通の」お子さんを育ててある親御さんならば…
何も考えることはないであろう、校長先生のことば。
「頑張れない、頑張っちゃいけない子だっているんだよ…」
心の中で1人毒づく自分が少し嫌になりました
通常のルートから逸れてしまった娘。
病気にさえならなければ、きっと色々なことを頑張れていた娘。
後悔や「たられば」は無意味なことは分かっているのですが…。
まだまだ未熟者の私は、吹っ切る事が出来ずにいます
長女の人生。
次女の人生。
どういった道を歩むにしても、ただただ
「自分らしく」
「楽しく」
堂々と胸を張って
未来に突き進んでほしいなぁ〜と思います