星星星

年が明けてすぐに18歳になった娘にっこり


現在の通信高校へ、2年生に上がるタイミングで転校しました。


しかし全日制高校で無理した代償はあまりにも大きく…


再発後の2年生の年は、ほぼ入退院を繰り返しました。


レポートさえも取り組めず、卒業は一年延びてしまいました。


卒業まであと一年。


ゆっくりマイペースにレポートに取り組み、無事に卒業出来るといいなぁと思います桜



クローバークローバークローバー

18歳になったので。

母子家庭の医療証が3月で切れてしまいます。


ソーシャルワーカーさんに自立支援の案内をされました。


それと同時に障害者手帳の申請もすることにしました。


そして主治医が、病院でのデイケアに通うことを提案されました。


曜日ごとに作業内容が違います。


主にスポーツの日と手作業の日に分かれていました。


診察の後に、主治医に連れられて見学へ行きました。


利用者の方の作品(可愛いあみぐるみ等)が展示されているのを見て…

娘は迷わず「手作業の日に来たい!」と言いましたニコニコ


そして必ず、娘が入院していた2階病棟の看護師さんが担当で入られるとのことひらめき電球


もしも体調が悪くなっても、病院内なので安心です。


ただ…


手作業の日は木曜日です。


私の休みは水曜日のみで、その日に受診しています。


デイケアを利用したいのならば、

「一人で電車で通うこと」


これが必須条件になります注意


病院までは乗り換えなしで行けるのですが…


やはりまだまだ公共交通機関を利用するのはストレスが強くかかるらしくネガティブ魂


それでも娘は、

「将来的には就労支援のパン屋さんにも通いたいし、練習がてら1人で通う!」

と言います。


紆余曲折を繰り返し、ようやくここまで回復した娘凝視


絶対に無理をさせたくない私は、ただただ心配です不安


心配なのですが…


やはりこの先の娘のことを考えると…


私がどこかで思い切って、挑戦させてあげる決断をしなければいけませんちょっと不満


18歳になったことで、就労支援の利用も出来るようになった娘にっこり


今年は色々な面で…

娘を取り巻く世界が変わる予感がしていますスター



ブーケ2ブーケ2ブーケ2

娘が初めて酷い再発をした時。


娘が再発をしたのは、調子を崩し始めたので「用心」の為に入院した直後でした。


私は「再発」の怖さをまだ知らず。


緊急で主治医から面談の連絡があり、通された診察室で。


再発した娘の酷い状態を聞かされた私不安


24時間娘を責め続ける幻聴ピリピリ

耐え切れずに頭を壁に打ち付け。

壁を拳で殴り、血だらけになった娘の手。


「凄い量の薬物投与をしているが、病気の勢いを止められずにいます…」


主治医の切羽詰まった様子に、血の気が引いた事を今でも鮮明に覚えています。


倒れそうになりながらも、たった1人で主治医の話を受け止めなければならなかった私。


本当に気が小さい私が、こんな酷な状況に立たされる事になるなんて不安


神様はなんて意地悪なんだろう…

なんてボンヤリ思ったりしました。


その時の診察室で、主治医に言われた一番ショックだった言葉魂


「今回の再発で、認知機能の低下は免れません。もう今までと同等の社会性は保たれないものと覚悟して下さい。」


「社会性が保たれないとは???」


只でさえ混乱している私には、到底受け入れられない言葉でした。


普通の生活さえ出来なくなるのかな…。

どういう状態に娘はなるのだろうガーン


想像することさえ出来ずに。

私と娘がこれから背負うであろう過酷な未来に、目の前が真っ暗になりました悲しい



流れ星流れ星流れ星

あの時の診察室から2年の月日が流れ…。


回復へ向かう娘との闘病の日々を通して。


私はゆっくりとあの日の主治医の「言葉の意味」を理解してきました。


確かにあの日の主治医の言葉どおりに、娘の社会性は著しく失われました。


病気になる前の娘は、本当に利発な子でニコニコ

お出掛け大好き。

食べるの大好き。

学校大好き。

友達も男女問わず多くて。


たまの休みは家に居た事がなくあせる

タピオカを飲みに行くだけの為に、市内に遊びに出たりするような子でした。


それが病気で一変魂


今では電車にもバスにも乗れず。

食事も残す事を気にして、一人分は頼めません。

同級生の友達と会うのも、待ち合わせ場所まで行く術がないので疎遠に…。


社会性が失われるとは。

つまり、そういうことなんだなぁ…と娘の今の状態を目の当たりにして、ようやく分かりました。


だけど…。


あの日の診察室で絶望していた私に、教えてあげたいです。


「大丈夫!!なんとかなるからクローバー



カメカメカメ

確かに元の娘ではなくなりましたが。


毎日を一生懸命に積み重ねている娘にっこり


生きていく中で、人は誰しも変わるものです。


それは病気であろうとなかろうと。


パッと見は、「失われた」と思われる娘の変化も真顔


全体を通して見れば、そうとも言い切れません。


娘は病気になった事で、とても深く物事を考えられるようになりました。


親である私や、祖父母への感謝の気持ちを事あるごとに口にします。


思うように外の世界へはまだ行けない娘が、いま一生懸命に取り組んでいる料理も🍳


病気になったからこそ、娘が身に付けた武器です。


いまは熱心に「心理学」の専門書を読んで、自分自身の病気への対処を身に付けようと努力しています。


病気のせいで生きづらくなったからこそ、娘はとても丁寧に毎日を生きています。


元気だった頃に比べたら…


著しく社会性は失われてしまった娘


だけど、その失われた社会性を補うべく、娘の内面世界は深みを増しました虹



黄色い花黄色い花黄色い花

娘は少しずつ…

外の世界へ踏み出そうとしていますにっこり


失った社会性を、ゆっくりゆっくり取り戻しながら。


例え何年掛かったとしても…


娘が失ったものを、一つでも多く取り戻せますように。


私は神様にお願いしたいですキラキラ