あじさいあじさいあじさい

下の娘は中学3年ニコ

いよいよ高校受験が始まります。


上の娘が病気を発症したのは、中学3年の夏でした。

部活も終わり…

塾の時間割も入試に向けてガッツリになってきたあの頃…


母子家庭なので塾代も大変でしたが、もともと勉強があまり得意ではなかった娘がなるべく人並みに勉強についていけるように…


そういう想いで、塾は2年生になってすぐから通わせていました。

上の学校を期待したりとか…

そんな気持ちは微塵もありませんでした。


「家に居ても全く勉強しない。塾に行っている間は嫌でも勉強するから」


そんな(軽い)気持ちだったのですが…


真面目すぎる娘には、そうは受け取ってもらえなかったみたいでネガティブ


「塾に行かせてもらっているのに県立高校落ちたら…」

「行く高校なかったらどうしよう…」


そんな事を1人悶々と思い悩んだ挙句に、遂に発症してしまいました魂


まぁ…


それだけが原因ではなかったのだろうとは思いますが…


良くなってきた娘といま話すのは、

「もっと2人で話せば良かったよね」

ということちょっと不満凝視


結局、病気になり私立高校の専願を受けた娘。

病気になる前に、


凝視「県立落ちたらどうしたらいい?」

知らんぷり「その時は私立でいいよ。今は高校無償化になったから、ママでもそのくらいは大丈夫よ!」


こんな会話が出来ていれば、娘にも逃げ場が出来て、追い詰められることはなかっただろう…


後の祭りですが、そんな後悔がよぎります悲しい


「勉強しなさいよ!」

「塾、高いんやけん、もっと真剣に勉強してよ!」


あぁ汗汗汗

あの頃の私は…

健康優良児だった娘に無意識のうちに、そんな叱咤激励の言葉ばかりをかけていたと思われます汗汗汗


黄色い花黄色い花黄色い花

上の娘が受験前に病気になった事で、私は下の娘に対しては、かなり緩い母親になっていましたちょっと不満


学校を休みたいと訴えた時には簡単に休ませ…

土日の部活も簡単に休ませ…

遊びに行きたければ行かせ…

スマホの制限も特に設けず…


上の娘の時には厳しくしていた事もすべて、何も言わない…

いや、言えなくなっていました。


「もしも下の娘まで同じ病気になってしまったら…」


ただただそれだけが心配で魂


入院中に娘が、

「きょうだいは発症リスクが高いから、妹も危ないよ。気を付けといた方がいいよ」

と看護師さんに言われた…


と私に話した事がありました。


娘はとても信頼していた看護師だったのですが、私は無性に腹が立ったのを覚えていますむかっ


下の娘の事を知りもしない看護師が、そんな無責任な心無い、嘘か本当か分からない話をするなよむかっむかっむかっ

と…

病院側に抗議しようかと思うくらいに私は怒りが込み上げました。


下の娘は本当に性格の良い娘ですニコ

賢いし、頑張るところは頑張れる子で。

そしてとても優しいです。


姉が病気になった時にも、大好きだった姉のただならぬ様子に誰よりも怯えていたのは下の娘だったかもしれません。


そして母親の私が大変な状況に陥っている事態も、間近で見ていました。


決して口には出せない不安を、下の娘は全て自分1人で消化してくれて…

母親の私にも、他の誰にも相談も何もせずに…

ただただ私には心配をかけないように、よく頑張ってくれていたと思います。


私は下の娘には本当に感謝しています照れ


どうか、自分の人生を思い切り楽しんでほしいと願っていますニコニコラブラブ


ブーケ2ブーケ2ブーケ2

そしていよいよ、下の娘も中学3年。


上の娘が発症した年になりました。


私の中では上の娘の事がトラウマとなり、「魔の14歳」と怯えてしまっています不安


「塾とか面倒くさいけん、行きたくなーい」

と言っていたので、

「いいよ、いいよ。」

とまるで放牧の羊🐏状態でした(笑)


その下の娘が、ここに来て自分から

「塾に行きたい」

と言ってきましたキョロキョロ


やはり周りはほとんど塾に行っているらしくあせる

「さすがに数学が分からなくなってきたかも汗

と焦り始めたみたいです笑い


あじさいあじさいあじさい

何校か体験に行って、比較的月謝が安めの塾を選んでくれました流れ星


高校も思うようには行けずに、卒業も一年延びてしまった上の娘もまた…


妹の受験を迎えるにあたり、複雑な心境だと思われますもやもや


「いいな、〇〇は塾に行けて」

「うちも高校やめたくなかった…」

「無理せんどけばよかった。後悔しかない…」


そんな言葉ばかりが出て来ます真顔


上の娘の悔しさや後悔は、それはもう痛いほど分かるのですが悲しい


私としては、やはり今この時期は、下の娘ときちんと向き合ってあげたい気持ちが強く…


身体は一つしかないので、本当に疲れてしまいます叫び


普段は私の時間の殆どを上の娘に費やしているので、受験までの約半年間は、下の娘にも費やしてあげたい悲しい


下の娘の話になると、すぐに卑屈になってしまう上の娘に言いました。


「あと半年。

あと半年は〇〇の大切な時期やけん。

家族で応援してあげよう気づき


娘は

「そうやね気づき

と笑って言ってくれましたにっこり


姉の病気で、少しだけ関係がぎこちなくなってしまった姉妹ですが…


元は仲良しの姉妹でしたにっこりニコニコ


娘の病気が早く回復に向かって、また普通のたわいない会話の出来る姉妹に戻ってほしいなーと母は思いますクローバー