大寒波が押し寄せた２日間⛄️
２日間とも、まさかの病院受診日でした
1日目は、甲状腺の定期検診で大学病院。
２日目は、いつもの精神科受診。
私が住んでいる地域は、ほとんど雪が降らない地域です
なので、タイヤのチェーン⛓も常備しておらず…。
前日から、果たして車で行けるのか…ドキドキしていました
大学病院は、甲状腺の経過観察で、かれこれ娘が中学1年の頃から通っています。
統合失調症を発症する前からです
学校の内科検診で引っかかり、大学病院を紹介されました🏥
血液検査で1項目、べらぼうに高い数値が出てしまい(通常10以下が3桁！！)
その数値に異常があると、「橋本病」を発症するリスクが高いらしく…。
(橋本病予備軍とでもいうのかな？？)
なので半年に1度の定期検診に、かれこれ4年間通っています。
昨年の娘は、入退院を繰り返していたので
大学病院受診は延びに延びてしまい…
気付けば1年以上、空いてしまいました
血液検査→エコー→診察
毎回この流れなのですが…
大学病院はとにかく広くて、それぞれの検査場所に行ったりきたりするので、本当に疲れてしまいます
今回はまだ幻聴が残っている状態の娘
私はヒヤヒヤしてしまいました
血液検査の待合所でも、エコーの待合所でも…
幻聴、大丈夫かな？！とビクビクです
12時からの採血スタートだったのですが…
大寒波の影響か、いつもより患者さん少なめ…だった気がします。
診察室に呼ばれると…
ほぼ会うのは1年ぶりくらいの主治医
あまりにも入退院を繰り返したものだから、最後に会った時がどんな状態の娘だったのかが分かりません
最初の再発直前だったので…
割と状態は悪い時だった？？？
大体、血液検査の結果を見せられて(高い数値はいつも高いまま)、甲状腺の触診、足のむくみ、調子を聞かれて「また半年後に来てくださいねー」と終わるのですが…
今回の血液検査、少し変動があったみたいで…
割と今まで一貫していた甲状腺ホルモンの値が、項目別に上がったり下がったりしていました
そしてあのべらぼうに高かった数値は2桁にまで減ってる
私は思わず、
「クエチアピンがそっちに効いたりとかって、ありますか？？」
とお馬鹿な質問をしてしまい(笑)…
真面目な主治医に、
「それはありません。」
と真面目に否定されてしまいました👨⚕️
「ちょっと気になる変動ではありますね〜」
と言われ…今回は来月の再検査になってしまいました
橋本病の症状として…
疲れやすさ
ダルさ
便秘……
いやいやいや…
それって統合失調症と同じやん
いま薬が増えに増えている娘は極度の便秘で…化マグを4錠飲んで、ようやく２日に１回のお通じです💩
娘の不調がどちらからの症状なのか…
判別難しすぎやしませんか〜
次の検査でも数値が悪ければ、少しお薬を飲む方向になるかもしれません、と言われました。
いま精神科の薬を大量に飲んでいるので、飲み合わせは大丈夫なのか聞くと、
「それは大丈夫です。薬が増えるのは心配かと思いますが…。
もしも甲状腺機能の低下があるのだとすれば、お薬を飲む事で少し体は楽になるかもしれませんよ。」
と優しく仰いました👨⚕️
ようやく診察が終わったのが15時過ぎでした
私はもう、雪が心配で心配でたまらず
エスカレーターを降りながら中庭を見ると、そこまで雪は降ってはおらず❄️
(採血終わりの頃には、吹雪いてた)
お昼ご飯もまだだったので、大学病院の中のレストランで軽く食べて帰る事にしました
数値が悪く、来月の再検査になった娘は酷く落ち込んでいました
私は不思議とそこまで落ち込んではおらず
「もし悪いんなら薬飲んだら楽になる、って先生言ってたし…
手術したりとかじゃない、薬でどうにかなる病気なんやけん！大丈夫よ
」
本当にそう思っています。
…というのも、私は甲状腺を患っているママ友を2人、知っています。
どちらも橋本病ではなく、バセドウ病の方なのですが…
定期的なお薬は欠かせないらしいのですが、とーっても元気です
娘も勿論、知っているママ友なので…
「〇〇ちゃん、めっちゃ元気やろ？高校生の頃からずっと薬飲みよるってよ？
子供も3人も産んどるし！
やけん大丈夫よ！！」
すると娘はパッと顔が明るくなりました
娘を元気づけようと、ステーキ🥩を頼みました
金欠の身なので
2人でシェアして食べましたが
娘も美味しい、美味しいと食べてくれました
退院してきてから、徐々に食欲は戻ってきています
幻聴が酷く、全く食事が入らなかったあの頃…
まだまだガッツリ1人分のステーキを食べる事は出来ませんが…
それでも「美味しい！」と娘が食べてくれること。
本当に夢のようです
病院の外に出ると…
さっきよりも吹雪いてる〜〜
風が強く飛ばされそうになりながらも…
駐車場まで2人で大騒ぎしながら歩きました(笑笑)
車に雪が積もっててまたまた爆笑
雪が降ってはいましたが…
私は完全に舐めていました
普段は全く雪が積もらない地域なので、昼間に大通りが滑る事態になるなんて事…
大通りが滑るのは、朝か夜。
昼間は大丈夫！！
それくらいの意識で、家へと車を走らせたのですが…🚗³₃
大学病院を出てすぐ…
日当たりの悪い狭い路地を抜けて、大通りに出ます。
信号が赤だったので止まろうとしたところ…
路肩に積もった雪が凍ってて、スリップして止まらなくなってしまいました
「ママ！何しようと？！赤よ！！止まらな！！！」
隣で娘が叫んでいます
もう私はブレーキ必死で踏み込んでいたのですが
ガガガガガーとタイヤが滑る絶望的な音だけが響き渡り、絶体絶命！！
交差点に赤信号で突っ込んでしまう〜〜
死を覚悟したその時(決して大袈裟ではありませ〜ん※)
奇跡的に信号が青に変わりました
滑った勢いでハンドルを左に切り左折🚗³₃
事なきを得ました…
「死ぬかと思った…。幻聴より怖かったわ…。」
と娘
一時期は(病気のせいで)希死念慮が強かった娘
「あー、まだ死にたくはないのね
よかったよかった
」
親子で死に直面した場面で私は、まさかの娘の回復を実感してしまいました
その後も、橋の上は凍っているし…
信号機に雪が積もってて、何色が点滅しているのか分からない状態だったり…
娘が怖がるといけないので、
「やべぇ…ここ凍ってる…」
と思った道でも、淡々と運転して帰りました
そんなこんなで、どうにか無事に家に帰り着くことが出来ました
もうそれから降るわ降るわ
僅かな時間で辺り一面、たちまち真っ白になりました
娘の入退院で、延びに延びた大学病院の受診日🏥
滅多に雪なんて積もらない我が地方…。
すごい確率だよなぁ…
なんて感心してしまいました
