最近の娘…
割と落ち着いて過ごせているのかなぁ…と考えてみました
常に心配しているのが私の日常…みたいになっているので
何だか娘の状態も、良くなっているのかどうなのか…
お薬の量もすごいし…
波も結構あるし…
でもなんと
私の安定剤を飲む頻度が、格段に減ってる
それが、少しずつでも娘が回復している証なんじゃ?!とふと気付いた次第です(笑)
先日、年明けて初めての心理カウンセリングがありました。
娘には心理カウンセリングが必須で…
診察日には必ず、診察とセットで心理カウンセリングを受けています
しかし、年明けすぐに心理の先生がコロナに罹られて…
何週間か、カウンセリングを受けられずにいました
娘は酷く落ち込んでしまい…
ようやくカウンセリングが受けられる事が決まった先日の診察日は、前日から楽しみにしていました
「ずーっとS先生に会えてないけん、話す事がいっぱいある〜」
と言っていました。
最近、娘はぬか床を始めました(笑)🥒
学校のレポートを進めなければいけない娘は、主治医からまだ料理の許可がおりていません。
あれもこれもと始めるとパンクしてしまう…との配慮からです。
レポートも週に2回、午前中のみの許可しかおりておらず…
「暇だ!」
と訴えます
でも…
調子が良いからと(楽しい事も)無理をしてしまい、今までも何度も病状悪化を繰り返してきました
それは本人も(3回の入院で)よーく学んでいます
私は考えました
料理もお弁当作りもまだダメだけど…
漬物が大好物の娘
ぬか床なら漬け込むだけだし
自分で作った漬物って、なんだかワクワクして…
娘好みなんじゃないかな、と
早速ネットで、「冷蔵庫で出来るぬか床」なるお手軽ぬか床を見つけて、注文しました
ぬか床が届くと…
私の予想通り、娘は大喜び
早速、きゅうりや大根、人参などを漬け込んでいました
これがなかなか美味しくて、我が家で大ヒットです(笑)
下の娘の大好物のアボカド🥑も、漬けたらチーズのように濃厚になる…とパンフレットに書いてあり
半信半疑でしたが…
1日漬けておくと…本当にとろけるアボカド🥑に変身していてビックリしました
「進化したアボカド🥑やん」
と下の娘も大絶賛です
毎朝、私の母と娘で、ぬか床を混ぜてキッチンペーパーで水分を拭き取り…
野菜を漬け込む、という作業をしてくれています(笑)
そして晩御飯の時に食卓に並ぶのですが…
大好評で、もうあっという間に無くなります
私なんて、ぬか漬けを食べ始めてからお通じまで良くなり
母は毎日ぬか床を混ぜているからか、手がスベスベになってきたーと言っています(笑)
なので母が率先してぬか床に参戦
母と娘と、ぬか床混ぜの取り合い!みたいになっているようです
私は朝は仕事に出て行くので、全くぬか床には関わってはいません
母と娘が漬けてくれたものを美味しく頂くだけです(笑)
娘にはぬか床が癒しになっているみたいで
『野菜を美味しく育てた感』があるのかなぁ…と
アンパンマンに出てくる、野菜をこよなく愛して育てる「オクラちゃん」の気分だと言っていました
(娘はアンパンマン大図鑑が愛読書でした)
心理の先生に久しぶりに会った時に、
「ぬか床の事を一番に言うね!」
と、写真を撮っていました
久しぶりの心理カウンセリングを終えた娘は、ニコニコ顔で待合室に帰ってきました
帰りの車で、ご機嫌な娘は今日の心理カウンセリングで何を話したのか…
沢山話してくれました
「ぬか床の事を話して写真見せたら、凄いねー!美味しそう!って言ってくれたよ!」
「今日はねー、めっちゃ褒められた事があるんよ!」
と娘
「え?何を褒められたん?」と聞くと…
「あれ?何やったっけ?」
と急に真顔になり、焦って考え出す娘
久しぶりのカウンセリングが嬉しすぎて、楽しすぎて、大興奮だったので
いざ話そうとして、話が飛んでしまったみたいです
暫く考えて…
思い出してくれました
調子の波についての話になった時…
娘が、
「最近、自分の調子の波が分かるようになった」
と話したらしいのです。
私もその話は初めて聞きました
娘曰く…
すごく気分が上がった後には、必ず下がるらしく
その波が、最近は自分で読めるようになってきたらしいのです
その話を心理の先生にしたところ、
「それは凄いことよ〜成長したね〜!」
と褒められたらしいです
娘はすごく喜んでいました
「何でも褒めてくれるけん嬉しい♡」
自己肯定感が低すぎる娘にとって、それはとても大切な事なんだと感じます
娘の子育てを振り返ってみると…
娘が病気になってしまったせいもあるかもしれませんが…
私は全てが間違っていたと後悔しかありません
基本的に、私は両親に厳しく躾けられて育ってきました。
バリバリの昭和の家庭です
学校を休む事など許されず。
とにかく真面目な両親だったので…
行儀や礼節、様々な事にとにかく厳しかったです。
その当時は勿論、反発ばかりしていましたが(笑)
大人になり社会に出た時に段々と、厳しく育ててくれた両親に感謝するようになりました。
厳しく育ててくれたお陰で身についた「常識」が身を助けてくれたと感じる事も多々ありました。
だから私は、厳しく育てていくのが娘たちの将来の為だと真剣に思っていました。
ただ…
私の大きな過ちは、私が「母子家庭」だという事を配慮出来なかった事だと思います。
よくよく考えると…
基本的に厳しく躾けてくれていたのは「母親」でした。
「父親」は、細かい事は叱らずに優しかったです。
要するに、バランスがとれていたのだと思います。
母親に叱られても、父親という逃げ場があるというか…
私に一方的に叱られた娘には、逃げ場がなかったのかもしれません
優しい祖父母が居るといっても…
やはり「親」ではありませんから。
下の娘は、それこそ上手に祖父母のところに逃げたり出来ていた様な気がします
上の娘は、父親の記憶が鮮明に残っていた事もあり…
私に叱られた際に、(祖父母に逃げるという)上手な立ち回りが出来なかった可能性があります
もう…
そんな過ぎ去りし過去の事を反省してみても、取り返しのつかないような病気に娘は罹患してしまいました
だから今…
極力、娘の気持ちを尊重出来る母親になろうと私は頑張っています
頑張っていますが…
元来の短気な性格が災いして、なかなか上手くやれません
度々、やらかしてしまう自分にうんざりです