病棟からコロナを持ち帰り
退院後初の診察にも行けず
幻聴もまだまだ不安定だし、とにかくビクビク過ごしていた私です
隔離期間が無事に終わり、どうにか今年最後の診察に行けそうだと思っていた前日の仕事中…
病院から電話がありました📱
珍しく心理の先生からでした
明日。主治医が急にお休みになってしまったらしく…
心理の時間はそのままに、診察は代わりの先生に診てもらうようになりました、という連絡でした
娘には昨晩、主治医がお休みだって!と告げていたからか…
お腹痛い、と言い出したり
緊張するー、と言い出したり
診察は、副院長先生でした。(←後で聞いた)
娘が呼ばれて診察室に歩いて行くときに、
「あ…めっちゃ声が小さい先生やん」
とかこそっと話したので、吹き出しそうになりました
代打の先生なので…
サラッと診察は終わりました。
お薬を処方してもらうだけ、でしたので。
でも気になっていた唯一残っている舌の不随意運動について聞いてみました。
リスペリドン変薬で、よだれと口モグモグは消えたにもかかわらず、まだ症状が残っているのだとしたら…
もしかしたらオランザピンにも原因があるのかもしれない。
「長期的に見て、薬の調整がまだ必要なのかもしれないねー。」
との事でした👨🏼⚕️
舌の不随意運動は、本人には物凄く不快らしく
確かに…
舌をベーッ👅として見せてくれるのですが、すごい高速で痙攣しています
しかも、ずーーっとその状態なので、気になって気になって仕方がない、と
薬が減るのが一番なのでしょうが。
まだまだ幻聴が酷くて、頓服を毎日飲んでいる状態では…
どうしようもないのかなー、と可哀想になります
その後、娘が楽しみにしていた心理の先生とのカウンセリングでした
20分のカウンセリングを終えた娘は、
「楽しかったー」
とニコニコ顔でした
心理の先生が、まだ幻聴が治まらない娘に年末年始、はしゃぎ過ぎて無理をしないように…
くれぐれも言われていました
私が、どうしても夕方頃に幻聴が現れる…
という話をした時に、
「それはね、極々当たり前の事なんですよ。逢魔が時と言って、どうしてもその時間帯は調子を崩しやすい時間帯なんです。」
と教えてくれました
逢魔時…
なんだか、そりゃ幻聴も現れるような気もしてくる怖い名前です
娘はカウンセリングが大好きで…
中学、高校…
その時々でスクールカウンセラーの先生にはお世話になりました
学校のカウンセリングは、娘の場合は病気があったから特にだとは思いますが…
必ず、定期的に私とカウンセラーの先生との面談があっていました。
どの先生も共通して言えるのは、とにかく「優しい」ということ
いま振り返ってみると…
娘は、どの先生にも本当に心を開いていました
私も(結果的に)今まで、何人ものカウンセラーの先生と関わってきましたが…
いま娘がお世話になっている、病院のカウンセラーの先生が一番、プロだなーと感じています
まぁ、あくまで私の主観なんですが(笑)
今までは学校でのカウンセリングだった…という事も勿論あるかもしれません。
何か今までの先生は…
病気を抱えて、それ故に様々な悩み事を抱えてしまった娘に対して、どこか「抽象的」なアドバイスをされていたような
いまお世話になっているS先生。
病院でのカウンセリングということ。
主治医とも直結しているということ。
何よりも病気の症状に詳しいということ。
そういう部分が大きいのかもしれませんが…
娘に対して「具体的」なアドバイスをしてくれている気がします
そして「的確」
今回もまだ幻聴が落ち着かない状態で年末年始を迎える娘に…
いとこたちも集まって賑やかになるので、疲れる前に2階(静かな場所)に上がること。
お正月を迎える前から、疲れを溜めないように頻繁に2階で過ごした方が良い。
夜は早めに2階で休むこと。
娘の生活上での不具合を聞いた上で、具体的なアドバイスをくれるので、娘には分かりやすいみたいで
S先生に言われたことは、確実に実践します(笑)
もともとは病院での心理カウンセリングは受けてはいませんでした。
そもそもある事さえも知らなかったのですが
全日制の高校をやめるにあたり…
私が一番に心配したのは「人との関わり」でした。
娘は病気で辛いなりにも、
「学校に行けば、保健室の先生、担任の先生と話せる」
「スクールカウンセラーの先生と話せる」
そういった理由で、ほぼほぼ最後の方は高校生活を踏ん張っていました
最後の方は教室ではなく、保健室に通っていた状態だったので
そういった娘の「心の拠り所」が、高校をやめる事で無くなってしまう…。
その心配を主治医に相談したところ
病院でカウンセリングを受けたらどうか、と提案されました
「えー!!あるんですか?カウンセリング!?」
と驚く私に主治医は、
「ありますよー。あれ?言ってなかったですかね?」
と…
そんな感じでした(笑)
そしていまお世話になっているS先生と繋がれた訳です
私は直接的にS先生とガッツリ話す事はないのですが。
私が主治医に相談した様々な困りごとが、ダイレクトにS先生に伝わっているな、と感じます
主治医も30代の女医。
心理の先生も40代の女医。
私も40代
例えばですが…
別れた元旦那のこと。
娘は度々、心理の先生に相談したりしているそうなのですが。
離婚に至った経緯、娘は決して知らない元旦那の裏の顔…
やはり小さい頃に離れてしまったので、娘にはとびきりいいパパなまま記憶に残ってしまっています
そもそもとびきりいいパパなら離婚には至らなかった訳で
そういった女同士でしか話せないようなダークな部分も、私は主治医に話せるし、主治医も同じ女なので理解が早く(笑)
そしてその話が主治医を介して、心理の先生に届けられ…
心理の先生からは、上手に娘を傷つける事なく…
正しい道へと娘を誘導してくれている気がしています
本当に今は、有難い環境が整っていると感じます
まだまだこれから大人になっていく娘に。
人との関わり方、人との距離感…
そういったものを、心理の先生と相談しながら指導していきたい、と主治医が言われていました
病院の帰りにイオンモールへ寄り…
少しブラブラしました
娘が気に入ったショルダーバッグを見つけました
年が明けたらすぐに誕生日を迎える娘
プレゼントを悩んでいた私
しかもSALE
「誕生日プレゼントに買ってやるよ」
と言うと、
「えーいいと?!ありがとー」
と嬉しそうな娘
早くこのバッグを下げて、お友達と電車に乗って出掛けられる日が来るといいなぁとの願いを込めて
でも…
また娘と並んでお買物出来る日が来た事…
純粋に嬉しい1日でした