4月から通信高校への転校が決まっている娘ですが、3月も終わりに近付いた今日、ようやく履修登録に行ってきました
本当に小規模なサテライト校で、20人弱らしいです。
とても静かな学校です
大規模な通信高校は、娘が嫌だと言いました。
人の多さ、騒がしさ…
それらに敏感で、すぐに疲れてしまいます。
今日も、学校はとても静かでした
センター主任の先生と、娘の担任の先生、2人で出迎えてくださいました
担任の先生は、とても優しそうな若い女性の先生で、娘には合いそうな感じがしました
私がセンター主任の先生と、諸々、手続きの話等を進める間、娘と担任の先生は別室で履修登録をする事になりました
私はまず最初に、娘の長所を聞かれました。
優しい
几帳面で真面目
人の悪口は言わない
頑張り屋さん
そして、逆に心配な面を聞かれました。
生真面目
心配性
自己肯定感が低い
マイナス思考
そして…何より一番心配な病気の事をお話ししました。
最初に私が学校訪問した際に、娘が統合失調症でいま現在入院中である…とは話していたので、先生方は病気の事はご存知です。
ただ…
この病気は症状の出方がなかなか特殊なので
だからこそ全日制高校の入学時も、私は先生方に、娘の病気を包み隠さずお話ししました。
幻聴が出たり、被害妄想が出たり…
そういった症状が学校生活の中で出てしまって困るのは娘です。
そして、全日制高校の先生方にも最大限の配慮をして頂けましたが…
それでもやはり、再発前の娘の異変にはなかなか「正しい」配慮がなされず
結果的には、娘は再発して入院…という最悪な結果になってしまいました。
これは、先生方を責めている訳では決してありません。
母親である私もそうだった(分からなかった)からです。
進級しようと、限界値を超えても必死になっている娘に、
「もう休もうよ…」
と言ってあげられなかった
だから、新しく通う通信高校では、同じ過ちを繰り返したくない気持ちが強いです。
幻聴がおきたら頓服を飲むので、暫く静かな場所で休ませてほしいこと。
被害妄想は主に母親である私に対して。
「家に帰りたくない」等と相談してきたら、すぐに連絡して欲しい事。
再発の兆候として食欲がなくなるので、もしそういった事を目撃したり、相談してきたりしたら、連絡してほしい事。
この3点だけ、お願いしました。
娘の場合は、被害妄想が私に対してなので、調子が悪くなった時には外に助けを求めます。
その点も、しっかり伝えました。
先生はしっかりとメモを取って話を聞いてくれました。
「今はとにかく病気の回復を待ちながら、ゆっくり無理なく勉強を進めていきましょうね。」
私も、先生に伝えるべき事は全て伝えられて、ホッとしました
こちらの話が終わった頃…
隣の教室から、すごく楽しそうな話し声が聞こえてきました
「なんだか隣、ものすごく盛り上がってますねー」
先生と笑っていると…
履修登録を終えた、担任の先生と娘が戻ってきました。
担任の先生に色々なアドバイスを受けながら、履修科目を選んだ娘の表情はとても明るかったです
卒業後は進学を希望している娘…。
私は正直、娘の病気が心配なので、卒業後の進路までは考えられません。
目の前の「いま」が大変で、まだまだそんな先の事を考える余裕などありません
でも、娘はちゃんと将来の事まで考えているのだなーと本当に驚きました
帰りの車の中で、娘は私に、
「なんか、ヤル気がみなぎっとるー」
と言いました
頑張りすぎはやめてねー
と思いながらも…
新しい学校で、新しい出会いが待っていること
少し希望の光が見えた気がした…
一日でした