読響 第265回土曜マチネーシリーズ を聴きました。
2024 3.16〈土〉 14:00  東京芸術劇場

指揮=マリー・ジャコ
ピアノ=アレクサンドル・メルニコフ

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 作品73「皇帝」
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 作品98

 

皇帝を弾いたアレクサンドル・メルニコフ。ピリオド楽器への造詣が深いとのこと。この日のピアノの音色音量も上品な控えめの演奏と思いました。ホール備え付けの2台のスタインウェイD274のあまり使われていない方のものでしょうか?

 

ブラームス4番。この日の指揮のマリー・ジャコ。痩身おそらく長身のお姿。大げさな手振りはなく、ほぼ上体の前で指揮していました。おそらくとても見やすい指揮です。タクトは使っていました。

第1楽章で第2Vnの後方プルトのお一人が他の奏者とは違う弓使いでした。アップダウンが逆。後の方の同じ箇所で2回とも。珍しいですね。指揮者の指示なんでしょうね。

私が気がついたのは一人だけでしたが、もしかしたら他の一部の奏者も同様だったかもしれません。

 

ビオラの5プルト目が1丁でした。皇帝の時はどうだったかな。気づきませんでした。弦の編成は7-6-5-4-3だなと数えましたが、見落としだったかも。

 

ソロアンコールは、プロコフィエフ 束の間の幻影 作品22第17曲でした。ちょっとトボけた選曲です。