私と同じ時期に入った利用者さんが

退職する


次の仕事は今

採用活動をしているところらしい


作業所の事務所に入ったら

オーナーが ちょっと怒ったような様子で

「退職願を出して その時理由は 

 一身上の都合ではダメだからね 

 ちゃんと書いて」

と言っていた



辞めるのか




身体に障害のある利用者さんで


歩くのは可能だけど片足引きずる感じで


右手は添えるだけ



午前中の利用者として一緒に働いてきたけど


仕事の割り振りで


最近はいつも単純作業というか


牛乳パック切りとか

ぞうきん洗いとかゴミ箱洗いとかが振られ


それは


彼が


細かい点で

仕事をなかなか覚えないところとかあって


ちょっと難しい仕事を任されると

一度やっただけでは覚え切れていないのか

すごく時間がかかって

次はその仕事は任されることがない

ということの繰り返しのあげくに

そうなったけど


たぶん利用者のランクづけがあってのこと


一緒な時期に入った私としては


私が新しい仕事や難しい仕事を任されるのを


彼がどんな思いで見ているのかと

気にはなっていた


私も

私より後に入った週5の利用者さんが

難しい仕事を名指しで任されるので

微妙に嫌な気持ちになることがあったから


でも私は週3しか働かないから仕方ないし


焼きの仕事を仕込んでもらっていることが

心の支えでやれている


昨日は

早く焼きをマスターして

巻きもそろそろやらなくちゃねと言われた



店長や支援員さんは


利用者に関して


記録みたいのを書いていて


それに基づいて

利用者の位置づけというか

ランクづけをしていて


これからどんな仕事を誰に任せるとか

相談して決めているようだ



私がいっそう嫌な思いをしないためには


休まず通うこと

月水金はまれーぐまがいるからと

思ってもらうこと


任された仕事はミスなくきちんとこなすこと

焼きを上達させること


そういうことを意識していこうと

自分では思っている



でも


その利用者さんが退職したら


彼がやっていた仕事とかを


私がやるようになるのかも知れない


どんな仕事も大事だけど


出来ればやりたくない仕事を

彼がいいように

一手に振られていた感じだから


プライドの高い人なので

辞めても仕方ないと思う



基本 お店をまわすためには

午前に仕込みをしなければならないので


それ以外の仕事は

午後の利用者さんにも

単純作業をふられる方がいるので

その方にまわるのかも知れないし

B型の利用者さんも増えるようなので

出来るものは任せるかも知れない

でも短時間のB型の方に

ぞうきん洗いとかゴミ箱洗いだけ

させることはないと思うので

私がやるのかな



4月から

新卒の新しい社員さんが入ることになり


環境がいろいろ動くから


変化への対応がつらい私としては



動揺する