SMAP騒動をみての感想 | 武蔵コーポレーション社長 大谷義武オフィシャルブログ

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連日SMAPの問題が話題になっています。

これは企業経営の根幹に繋がる問題であり、
ちょっと考えてみました。

僕の結論から言うと、この人たち(SMAPの4人+マネジャー)
大丈夫かなというかおかしい。

まず会社を退職するマネージャーが、そこから
人を引き抜こうとする行為は最低です。

会社が合わず自分が辞めるというのはよくあることで
特に問題があるわけではありません。

しかし、人を引き抜こうとするのは絶対にしては
いけないこと。当たり前です。

会社は人で成り立っていて人が大切です。
まして芸能界はタレント一人一人が商品です。
その大切な人(商品)を自分の都合で、お世話になった会社から
引き抜こうとする行為は到底容認できません。

会社からしたら、恩をあだで返されたという気持ちで
激怒でしょう。

会社からしたらとっとと出ていってくれという気持ちに
なります。
(実際そのようなことをコメントしていたでしょう)

また、もしそのような形で引き抜かれて独立しても
うまくいくことはないでしょう。

理由は二点。

ひとつは会社(ジャニーズ事務所)の力があってタレント
活動できている要素が大きいから。

二つ目には、道徳的に恩をあだで返すような行為をした
人間が世間に認められないから。


僕はそれでも独立した方が良かったと思います。

なんという不誠実なかっこ悪い対応をしたのかなと。
人間一度言ったことを恥ずかしげもなく撤回するのは
みっともないことこの上ないです。
日本人としてみっともない。

その点では木村氏は唯一まともだと見受けられます。

以上からこの人たち(4人+マネジャー)は非常に危ない。
このような人間が国民的アイドルグループだといわれること
自体日本人として嫌です。

一方会社(どういう会社か僕は直接存じ上げませんが)
はまっとうな対応だったと思います。

会社は人が財産です。
だから会社は人(社員)を絶対に徹底的に守る必要があります。

一方社員は会社に忠誠を尽くす必要があります。
全力で会社のために働くのです。
もし辞める場合は仁義を切ってきちんとした形で去るべき。

この関係があって初めて会社と言う組織は成立しています。

それを破ろうとした(破った)のが今回の騒動の根本だと考えます。