月読命  1 | 大山蓮華

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古文献や民話や伝承などや遺跡の発掘資料などを参考にして
謎解きをしています

 

                           弁才天さんを探して   17

                           追跡  月読命

 

 

 

 

 

 

 

   丹後の浦嶋神社の公式サイトには

   日下部氏は 月読命の末裔 と記されていた

 
 
          月読命は 記紀にはほとんど登場しないそうですが
          イザナギとイザナミの子で
          女神アマテラスの弟・男神ツキヨミとされているが
   
          
          この辺は創作ですからねぇ
          月読命の末裔ということは 月を崇めていた人々の末裔ですよね
 
 
 
浦嶋神社の公式サイトからお借りしました
 
 
 
   浦嶋神社の由緒には
   「開化天皇の子 彦座命の跡なり」と記されていたので
   月読命を祖とする氏族は
   ヤマト王朝族と婚姻関係を結んだ氏族ということなのだろう
 
 
   月読命を祖とする氏族は
   ヤマト王朝族にとっては重要な氏族だったのだろう
 
   丹波の国も重要な地だったのだろう
   丹波を 丹後としたのは ヤマトの後ろということかな・・・
 
 
 
 
   京都の松尾大社の公式サイトによると
   松尾大社は701年の創建で 祭神は大山咋の神
   摂社の 月読神社の創建は487年
   摂社が先に祀られていた ?
 
 
   摂社の 月読神社の公式サイトによると
    月神の託宣により
    朝廷は 山背国葛野都の地を奉って
    月神の裔と称する押見宿禰が神社を造営し祠官として奉仕した
 
 
        
         月読神社の公式のサイトからお借りしました
 
 
   創建当初は 月読命ではなくて月神だった!
   そして摂社なのに
   月読神社の創建は 松尾大社よりも古い
 
 
   山城の地(山背国)は 秦氏の本拠地だから
   秦氏の祀る松尾大社の摂社となったのだろう
 
 
 
   秦氏は 帰化氏族で
   中国の古い文献によると ユダヤの民を秦人という
   ユダヤの民とは
   ペルシアの民のことで 遡ると古代イスラエルの民のことらしい
 
   日本で秦氏(秦人)というのは
   秦の国から渡来した人々のことで ひとつの氏族のことでは無いらしい
 
 
          月読神社の鳥居が朱色なのは
          お稲荷さんを祀っているのでは無く
          ユダヤの影響らしい
          松尾大社の鳥居も朱色だ
 
          伏見稲荷は
          秦氏が私的に祀っていた神を稲荷山に祀ったことが始まりらしい
          創建は711年で 
          松尾社の秦氏の分家が祀った当初は伊奈利社だったらしい
 
 
 
 
 
   さて
 
   月読神社の公式サイトによると
 
   押見宿禰は 月神の末裔だった
   押見宿禰は 壱岐を氏の名とした
   押見宿禰の子孫は世襲神官として永く神社に仕えた
 
 
 
 
 
   壱岐が月神の本拠地かな
 
 
   壱岐氏は 卜占を中央に伝えた氏族のひとつで
   卜占に関与した者は 卜部氏を名乗っていた
 
 
   秦氏の本拠地で世襲神官をしていた月神の末裔は
   推測するまでも無く
   秦氏と深い関係にあったのだろう
 
 
   山背国(山城)を本拠地としていた秦氏は
   ヤマト王朝族と深い関係にあったので
   神話では
   ツキヨミは女神アマテラスの弟神とされたのだろう
   神話というのは事実ではなく作り話だから・・・
 
 
   月神を京都に祀ったのは487年
   松尾大社や伏見稲荷よりも200年以上古い
 
   もしかすると・・・