浦島太郎 | 大山蓮華

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ちょっと不思議な体験や感じたことを
古文献や民話や伝承などや遺跡の発掘資料などを参考にして
謎解きをしています

 

 

 

                                            弁才天さんを探して   10 

 

 

           

 

 

 

  京都府与謝郡伊根町に 浦嶋神社があります

 
  由緒
  「 かつては宇良神社(うらのかむやしろ)
    祭神は浦島子(浦島太郎)
    創記は淳和天皇の天長二年(825年)
    浦島子を筒川大明神として祀った
    浦島子は 日下部首等の祖先に当たる
    日下部氏は 「新撰姓氏録」によると 「日下部宿禰同祖、彦坐命ノ後也」
    彦坐命は 開化天皇(紀元前157~98)の子
    従って
    日下部首等は後裔氏族で 
    その太祖は 月読命の子孫で当地の領主である 」
 
 
 
                < 由緒と画像は 浦嶋神社の公式サイトから >
 
 
 
 
 
                        ・・・月読命の子孫 
                                     また 後でしらべよう・・・あせる
 
 
     筒川大明神の 筒川というのは
     創建当時の この地の地名らしい
 
 
 
 
 
            そういえば
            六甲姫神社の資料に
            「 武庫郡大領 日下部宿禰浄方 」 とあった
            六甲と 丹後は 繋がっていたのか
 
 
 
       そうすると
 
            如意尼が第4妃になったのが822年(20歳)
            淳和天皇が即位したのが823年で
 
            浦島神社の創記は825年
            浦島太郎が帰ってきたのは825年ということか
 
            如意尼が甲山に入ったのは828年・・・
 
 
 
 
       そして・・・
 
           如意尼は 籠神社の海部氏の娘では無く
           浦島の娘 つまり日下部の娘で
           海部氏は養女としたのか
 
           如意尼は 巫女さんだったのだろう
 
          
 
 
           空海が 如意輪観音像に隠した如意宝珠とは
           如意尼が空海に渡したのでは無くて
 
           渡したのは 浦島太郎だったのか
 
 
        
 
           浦島太郎のお話では
           「 浦島太郎が竜宮から帰ってきてから
             玉手箱を開けたら 白い煙が出てきた 」
           と伝えられていますが
 
           
 
           白い煙については 
         
           蓮華も体験していますが
 
           高次元の存在が視えるときには
           白い霧とか 白い煙のように視えることがあります
           現実のモノでは無く 物質的なモノでも無いので
           誰にでも視えるもの では無いかもしれません
 
           干珠・満珠というのは 玉手箱と同じモノかもしれませんね
 
 
 
           
          
           浦島太郎が
           持ってきたのか 憑いてきたのかはわかりませんが
           竜宮から帰ってきたので
           その「たま」は  霊(たま)
 
           珠=玉=たま=霊(たま)
 
           龍のことかもしれませんね
 
 
 
 
 
           空海が唐から帰ってくるときに 龍が顕われ
           空海は 海を渡ったことからサンズイをつけて 「 瀧 」として
           清瀧権現と名付けたとされています
           空海は 806年に帰国したとされています
           空海は 宮中に出入りをしていました
 
 
           浦島太郎が帰ってきたのは825年・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
           浦島太郎の伝説は
 

 

    籠神社の 海部氏の系図にも記されていましたが・・・略

    「勘注系図」は現存する日本最古の系図として国宝に指定されている

    885年~889年に海部直稲雄によって収録され

    江戸時代初期に海部千代によって書写されたものとされている

 

 

    アメノホアカリを祖とするのは海部氏だけでは無い

 

    熱田神宮の宮司を代々務めた 尾張氏もアメノホアカリを祖としている

    尾張氏系図は「先代旧事本紀」でわかるが

    アメノホアカリから何代かは海部氏系図と重複している

    そして

    やはり 愛知にも浦島伝説があった

 

    竜宮神社

    愛知県知多郡武豊町大字富貴字竜宮

    祭神は 大綿津見神

    現地案内板の由緒によると

    「天長二年(825年)7月

    浦島太郎が竜宮から帰った後 竜宮を偲んで建立したと伝えられる」

 

 

 

    さらに

 

    香川県の三豊市観光協会のHPにも・・・

    「 三豊市詫間町にある荘内半島 丸山島には浦島神社があり

      弥生時代の遺跡がある山頂から少し降りたところに

      浦島太郎を祀る龍王宮がある 」

 

    ・・・ここの浦島とは

      大浜浦・積浦・生里浦・箱浦・香田浦・粟島・志々島を総称して

      浦島と呼ばれていたという

      つまり ここの浦というのは 浦島太郎とは関係なさそうです

 

 

 

             この記事を書いている途中で

             もうひとつ 「うら」 が頭に浮かびました

             それは 桃太郎のお話

             「うら」=「温羅」 

             温羅というのは鬼のことで

             鬼を退治したのは 吉備津彦

 

 

 

            うら・・・宇良・・・浦・・・温羅

 

               「うら」という氏族があったのかもしれませんが

               浦島太郎については 今のところ ここまでです

 
 
            こういう おとぎ話の謎解きは 楽しいです♪

 

 

 

 

 

 

                                        何故か気になる 月読命・・・

 

 

 

 

 

 

 

       * 弁才天さんを探す記事が 続きます *