古里に吸はるるばかり春の雪 | 俳句とお星様と山歩き

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俳句は、日々の散歩の頂きものです。お星様の話は、今は中断中です。山歩きは、主に奥多摩周辺が主です。2006年1月6日に開設したヤフーブログから移転してきました。よろしくお願い申し上げます。

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古里に吸はるるばかり春の雪


春の雪は、とめどもなく、降り続きます。

それがまた、などか、哀愁があるのです。

殊に、親父の三周忌なれば、こそですが。

そういえば、葬式の日も、降ってました。

なにか惜しむことが、あったのかどうか。

惜しむことが、あるとすれば、母のこと。

母を心配しているのではないかと、母を。

ただただ、春の雪は、ただ地に吸われて。

ばかりで、なにも、ものを申しませんが。

そんな気がした、今年の、春の雪でした。

東雲の飛行場跡春の雪