タイトルを「お星様のお話し」にしました | 俳句とお星様と山歩き

俳句とお星様と山歩き

俳句は、日々の散歩の頂きものです。お星様の話は、今は中断中です。山歩きは、主に奥多摩周辺が主です。2006年1月6日に開設したヤフーブログから移転してきました。よろしくお願い申し上げます。

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桃山御陵の鳥せいの前で、伏見の名水を汲んでいたら、

お星様が、ポチャと入れ物の中に入って、ジュウと音がして、底に沈んでしまった。

良く見ると、気持ち良さそうに、名水の底で、揺らいでいるので、

そのままにしておいた。

その水は、心なしか、甘みがあって、内臓に染み透る味わいだった。

その夜に、やはりというか、お星様の夢を見た。宇宙の夢で、

地球がだんだん、とおくなり、青い国境のない、惚れ惚れするような地球が遠くなってゆく。

何千光年かしらないけど、生命のない、泥のように眠りこけたお星様ばかりだ。

いつしか、身体が膨らんで、宇宙の大きさになって、体内をお星様が運行している。

不思議な感覚だ、意識があって、ないような、意識まで膨張しているような、

感覚に捕らわれて、いた。太陽さんと目が合うと、とたんに、身体が凝縮して、

気が付いたら、朝だった。

水を一杯飲もうとして、水の入れ物を見ると、お星様は、まだ、スヤスヤと眠っている。

出勤すると、仕事の悩みがみんな消えて、何事にも寛容になっている自分に気が付いた。

不思議と、仕事がはかどり、疲れも仕事に中で消化するようだった。

だけど、夜、また、宇宙に膨らんでいくのは叶わないなと思った。

帰宅すると、お星様が、入れ物の大きさに膨らんでいた。