9月1日、防災の日。新横浜駅前で「新横浜駅震災対策訓練(帰宅困難者対策)」が行われ、私も参加してきました。


 「横浜市内で震度6弱の地震が発生し、新横浜駅ビルから火災が発生。さらに地震の影響により負傷者が多数発生するとともに、駅周辺に帰宅困難者が多数滞留している」という想定で行われました。



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写真1 帰宅困難者の情報拠点となるテント



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写真2 帰宅困難者への情報提供ボード。各交通機関の運行状況・今後の見通しや、駅前ホテルの受け入れ可能状況などが書かれている。


 3月11日の東日本大震災の際もそうでしたが、震災時には、都心の多くの人が集まるターミナル駅周辺は特に大きな混乱が予想されます。新横浜は鉄道関係でも、JR東海(新幹線)、JR東日本(横浜線)、市営地下鉄と3つあり、駅ビル内にも様々なテナント、オフィス、ホテルがあります。震災時の対応(帰宅困難者対策等)と言っても、混乱時に縦割りをどのように排して連携して取り組んでいけるのか、大きな課題です。


 今回の訓練では、鉄道関係では申し上げた3社、宿泊施設として近隣の5つのホテル、行政関係では区役所、土木事務所、警察署、消防署、消防団など、そして、近隣の多くの企業が参加しました。加えて、横浜労災病院の医療チームも仮救護所を設置し、重症者の応急医療処置訓練等を行いました。



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写真3 見た通りの「仮の」救護所



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写真4 横浜労災病院医療チームの訓練風景


 港北区内でこれだけの関係機関が一同に介しての震災対策訓練は今回がはじめてだと思います。今回を「顔合わせ」として、今後、「港北区帰宅困難者対策連絡協議会(仮称)」を立ち上げ、随時委員会を開催し、訓練を行い、課題の検証をしていく予定となっています。そのような活動を今後も繰り返し共に行っていくことにより、「心合わせ」につなげ、いざという時に適切な対応ができる体制になっていくものと期待をしています。