どーも!!!

 

大薮丘です!

 

全国大きな低気圧に覆われてて、

 
関西辺りが大雨洪水警報ってニュースでてますね。
 
日曜日にかけて全国いろんなところで注意が必要とか。
 
みんなのところは大丈夫かなー???
 
 
心配です。
 
 
身の回りには気をつけてね!!
 
 
俺も気をつけるぞ!ニコニコ
 
さて!ラインライブのご視聴ありがとうございました!
 
ちょっとテンション上げすぎちゃって、緊張は減りましたが、
前回同様疲れちゃった笑
でもすんごく楽しかったぞん!
 
そして。。。
 
朝からとても大きなニュースがあって、天気もだし気が重くなるかもだけど、
 
少しだけ大薮フライデーにお付き合いください!!!チュー
 
 
今日はこの間終わった舞台、
 
 
『D51-651』の話でもしようかな照れ
 
 
第二次世界大戦が終わった直後の話で、
負けた日本はアメリカに間接的に支配されてたんだよね。
 
昔は鉄道が全て国有化されてて、
戦後の大復興期の日本の経済を支えている、大事な国の経営する会社だったの。
 
そんな中、日本国有鉄道で働いてる60万人の中から、
10万人の首切りをする事が命じられ、
 
その権利を持ってたのが当時のキーパーソン・国鉄総裁、
下山定則って言う人物でした。
 
 
1949年7月5日に1台の機関車が下山定則を轢断した。
 
 
 
『下山事件』発生。
 
 
 
そして僕は、
その轢断した蒸気機関車の機関助士役、
一戸(いちのへ)という役をやらせていただきました!
 
まだ若く経験も少なくて、
機関士と車掌と共に切磋琢磨して働いてる国鉄職員の1人。
 
image
 
 
轢断列車に乗っていたたった3人の証言者のうちの1人、実在の人物です。
 
イチ!イチっ!
 
って舞台上では呼ばれてて先輩方にしごかれているような立場の役です。
 
 
ここまでは観てない人もいると思ったので、
簡単に説明しました!!!
 
 
俺がこの役をやるにあたって苦労した事を話していくぞ!
 
まずは台本を1回読んだだけじゃあ全く意味がわかりませんでした。
 
なんの話をしてるのかさえよくわからなかったですね。
 
何回も何回も読んでようやく少し意味がわかったぐらいでした。
 
 
戦後の話だし、
その時代の鉄道の話だったので、
俺にはかなり難しい内容だったな。
 
野木さんの本は基本人間ドラマだけれど、
未解決事件のワードがちりばめられているし、
 
当日のイチがどんな状況で、
どんな家族構成で、なんていうことは語られないので、
先輩にも相談していろいろ裏設定を考えました。
 
 
ほんとに、
色々勉強するにつれてたくさんのことを知れてすごく勉強になった。
 
 
改めて今の僕たちの環境がどれほど平和か。
 
どれほど贅沢な毎日を過ごしてるのか。
 
そんな違いもやっとわかるようになって。
 
稽古は、最初は本当にとまどいました。
 
演劇界の中でも、
特に鋭く絶対に妥協をされない演出家の和田さん。
 
稽古初日から舌を巻くくらい上手い芝居をする先輩方。
 
そんな中で、
俺はまったく歯が立たなくて、
本当にできなくて、
毎日悔しくて、
飯がのどを通らなくなった。
 
 
あ、僕が一番苦戦したシーンはというとですね。
 
弁護士さんに土下座して自分の上司を助けたいと願うシーンですね。
 
 
あそこのシーンは最初中々本気で言えなくて、
すごく苦労したな。
 
土下座まで行けなかったんだよね。
 
土下座を演じてやる、ただ動くことはできるだろうけど、
 
デゴイチではそんな芝居をすると全て成立しなくなる。
 
すべてのセリフは本気で出なくちゃならないし、
動きに嘘があってはならない。
 
そんなことしても自分が気持ち悪いし、
先輩達の芝居に泥を塗るから。
 
何度も何度もやって、
イチが本当に車掌と共に過ごして来た日々を思ったら、
 
 
ある時の稽古で本気で土下座出来るようになってた。
 
 
先輩達と絡むシーンがたくさんあったんだけど、
先輩達は本当に経験も豊富で超絶芝居が上手い。
 
もう芝居なんてしてないからね。
 
 
ただ本気でそこにいるんだよね。
 
 
俺はその先輩方から沢山のことを教えてもらった。
 
役者として大切なこと。
 
 
本当に一から教えて貰いました。
 
 
偉大な先輩方と一緒に芝居が出来て良かった。
 
 
最初は俺との芝居はやりづらかったと思う。
本当に今は先輩達に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
 
俺のために稽古がたくさん中断されたし、
俺のために大切な稽古時間が割かれてしまったし。
 
だけど後半は俺も食らいついて先輩方と一緒に
会話をしてると本当に楽しかったな。
 
 
警察官との取り調べの時は毎回毎回本当に緊張するし、
怖い。
 
というのはね、
自分の潔白を話したり、先輩を救うための「嘘の事実」を刑事に話すシーンがあるんだけど、
セリフは頭にあるけど、取調べ中は忘れてるんです。
だから刑事が怖かった。
 
だってもし、本当に自分が取り調べをうけるとしたら、
考えているセリフなんてその場でスラスラ出てこないからね。
 
俺も次のセリフを忘れてて、
刑事に問い詰められて思い出して、
そっから全力で話したり。
 
本当に、前からいただいているセリフがこんな風にリアルに出てくるまでには、
すごく大変だったけれど、すごい経験をさせてもらったんだ。
 
そんな生の世界を毎回一緒に出来たのは、
素晴らしい先輩達がいたからです。
 
 
僕は演出の和田さんを、そして先輩方をそれだけを信じて思いっきりやりました。
 
 
 
大変な稽古の先にはこんな素晴らしい本番が待ってるんだね。
 
 
苦労して良かった。
 
 
役者としての第一歩は踏み込めたのかな。
 
 
まだわかりません。
 
 
俺はまだ第一歩も踏み込めてないような気がします。
 
 
今回の『D51-651』は演出家、先輩方、裏方さんに助けられてようやくできたような気がしてるからです。
 
今回はまだまだ助けられてばかりだった。

 

 
これからも助けられることはたくさんあるけど、
自分の役者としての出来る限りの事は自分でやれるように一人前になりたい。
 
そうなった時が第一歩なんじゃないかなって思ってる。
 
 
そのためにも今回の経験は俺にとって財産になったから、
絶対に今回のやった事は忘れずに、
次のお仕事で発揮するぞ!!!
 
 
これからも役者として頑張るので、
みんな応援よろしくお願いします。
 
 
みなさんの応援のおかげで辛いことを乗り越えられるの。
 
 
本当に本当にありがとう。
 
 
 
こらからも俺は役者として上を目指して頑張るからな!!!
 
 
ちょっと長くなったびっくり
 
 
↓稽古中にこうやって先輩方と笑顔で食事できるなんて思ってもなかった!
 
お写真たくさんお借りしました!
ありがとうございました!
 
あ、ゆーさく!バースデーイベントやるんだなグラサン
誕生日も同じ月で、俺たちやっぱり相棒だな?笑
 
よ~し、
 
今日はこの辺で失礼しマッスル!!!

 

じゃあねん爆笑