私は大学卒業と同時に銀行に就職しました。


銀行は3時にお店が閉まるということで世間では楽な仕事のように思われていますが、実際は全く違って激務です。


なぜ3時に閉めるのか?


他行への振込みが3時15分までと決まっており、この時間帯が最も忙しい時間だから???と新入行員なら思うのでしょうが、実際は法律でそう決まっているからです。


明るいうちに店を閉める、一日の勘定を計算する等々の理由が昔はあったと聞いていますが、現在も古い体質は変っていません。


しかし、扱う商品は増えているのに人員は削減されているなど一人一人のスキルがかなり求められる時代となっています。


また、銀行ではミスが許されません(実際はみんなしてますけど・・・)ので、同じ間違いを繰り返す人はまず銀行員としてはやっていけません。


離職率は非常に高く、銀行員は入った同期が10年後に半分残っていれば良い方と言われるくらいです。


配属された支店の人柄も重要で、イジメにあって辞める子もいるので運も大切なような気がします。


私の同期で一番初めに辞めたのは一番できる男だと皆が認めた男でした。


今考えれば銀行では外回りになるまではあまり目立とうとせず、無難に立ち振る舞うのが一番良いのかもしれません。


またノルマはもちろんあり、消化できないものは何を言われようと文句は言えません。


一日中上司から罵倒されている人もいます。


給料も少ないです。


先輩が言うには、バブルの頃は今の3倍以上のボーナスがあったと聞いていますが、今は違います。


また、メガバンク→都銀→地銀→第二地銀→信金、信組、農協( 右に行くほど少ない )というように金融機関の規模によっても給料は違います。


支店も減少傾向にあり、ポストも減っているので支店長になれる人数は限られています。


男は飲み会が多く、付き合いは当然あります。


お客とゴルフに行くこともあります。


残業当たり前、休日出勤も時々あります。


なんか書いてて良い事がないので無理に思いつくことを書くとすれば・・・・・・


綺麗な女の子は多い(性格は別として)、仕事柄金融情報がいち早く集まる、世間体はまあ良い、合コンの受けは良いなどでしょうか。


いろんな意味でなかなか大変な職場だと思います。