集英社文庫本「こちら救命センター」を読んだ。
事故の話が多い。



 

意識不明の少年に、付き添っているおじいさんがいた。
そのおじいさんが自宅で亡くなった。
両親の話では、

「あの子の意識が戻るんだったらどんなことでもするんだが」

と独り言を言って床についたのが最後だったらしい。
 

そのあとから少年の意識が戻りはじめた。
手の動きも良くなり、

その手で天井を指さす。
「おじいちゃんが見ている」

と言う。

まちがいない話だと

その医者が書いている。



 

その本の著者は、

墨東病院の救命センターに務めている外科医だった。
偶然だが、

その本が書かれた頃、

私の弟が、

墨東病院のコック長をしていた。
この医者も、

弟が調理した料理を食べたはずである。



 

太平洋戦争のとき、

南方の戦地で

島根県大社町出身の若い兵士が、

故郷の母を想って、

ヤシの実に名を刻んで流した。

 

兵士が亡くなったあと、
そのヤシの実は、

海流に乗って、

大社町の海岸に漂着した。

 

何年もかかって、母親の手に渡った。
願いが奇跡を起こしたのだ。



私の四万十川へのバイク旅行などは小さいことだが、

出発前には占った。
「天気は晴れ。積極的に行動してだいじょうぶ。夜は人に従え。」
と出た。

 

夜間は、占いの通りに、

自動車に抜かせて、その後を走った。

LED懐中電灯を5つも用意した。
予感だったのかも知れない。
夜間走行中、

バイクの前照灯が突然消えたからである。
そのLED電灯をヘッドライト代わりにして走ることができた。

出発の前日は、

バイクのボルトをハンマーで叩いて、緩みを確かめたが、

予感があったのだろうが、

途中で面倒になってやめたのがちょっとした失敗。

田舎道で、

変速レバーのボルトが抜け落ちてしまった。
大変だ!
幸い、ゆるい登り坂だったので、

惰性で100mほど後戻りして見つけることができた。


たったこれだけの部品だがこれがなくては走れない。

誰にでも予感や直感はある。
直感があれば、

一応信じて、よく考えるべきだ。
そして、大きな行動の前には、易占をしていただきたい。

 

https://www.youtube.com/watch?v=dolHPy_wIRY

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=dDYN2D4MvOM

 

 

<今の運勢>

「山水蒙(もう)」。蒙を包む。暖かい毛皮を背中に掛けてやる。弱い者を守ってやる。彼らが助かるだけでなく本人のためにもなる。女性が温かい家庭に入る、吉。子どもは出世して家名を上げてくれるだろう。